世界のニュース

帰ってきたチャタムヒタキ: 次の自然保護活動の成功に向けて

1980年、ニュージーランドの固有種であるチャタムヒタキは、世界でただ1つの孤島にわずか5羽しか生存していませんでしたが、集中的な保護活動によって危機を脱し、わずか半世紀で見事な復活を遂げ、IUCNの…

A Black-browed Albatross soaring over the ocean © RSPB (rspb-images.com)

公海の生物多様性を守る新しい条約が締結

公海は、地球の表面の半分近くを占めており、多くの生物にとって重要であるにもかかわらず、これまでほとんど管理されてきませんでした。この度、その公海に関する画期的な新条約が策定されました。この条約は、遠洋…

インドショウノガンの絶滅回避

インドショウノガンは、ノガン科の中で最も小さな鳥で、草原で垂直に羽ばたく求愛ダンスをすることで有名です。しかし、南アジアの草原にある生息地が広範囲に失われ、その数は急速に減少しています。 19世紀には…

140年ぶりの再発見

「Search for Lost Birds(失われた鳥を探して)」の調査隊が、世界で初めてゴクラクバトの一種であるBlack-naped Pheasant-pigeonの写真と動画の撮影に成功しまし…

生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)は不安を残しながらも大きな前進へ

カナダのモントリオールで開催された生物多様性条約第15回締約国会議で、バードライフは、他のNGO団体と共に、良い点、懸念すべき点、両方を目の当たりにしました。そして、モントリオールに集まった各国のリー…

2022年版レッドリスト:森林減少と気候変動がもたらす被害

最新の衛星画像から熱帯地域で急速な森林減少が確認されるとともに、バードライフのIUCNレッドリストの最新版では、森林に依存する鳥類の絶滅危機度が上がったことがわかりました。気候変動の影響は、すでにオー…

©Yurgen Vega/SELVA/ProCAT

希少なハチドリがコロンビアで再発見

アイガシラハチドリの再発見は、自然保護に携わる人々に希望を与えました。 コロンビアのシエラネバダ・デ・サンタマルタ山脈にのみ生息する比較的大型のハチドリ、アイガシラハチドリ(Santa Marta S…

自然保護のサクセス・ストーリーの前に立ちはだかる風力発電施設建設問題

1980年代には60羽まで減少してしまった野生のコスミレコンゴウインコは、長年の保護活動により、個体数が驚くほど回復しました。しかし、フランスのヴォルタリア社がコスミレコンゴウインコの生息域に風力発電…

『State of the World’s Birds』(世界の鳥類の状況:2022年版)が示すかつてないほどの自然の危機

バードライフの研究活動の成果をまとめた報告書『State of the World’s Birds』が新たに発表されました。世界の鳥類の約半数が減少しているという、自然界にとってこれまでで最も懸念すべ…

  1. TOP
  2. 世界のニュース