中東の地で太陽が沈み始めると、鳥たちの多くはねぐらに入ります。けれども、他の種にとっては一日の始まりでもあります。それはもちろんフクロウ類のことです。彼ら夜行性の猛禽類はその神秘的で独特な習性によって…
「サイや鳥を見に泊っていって」 — これがアッサム地方の観光局のモットーです。毎年数千人の観光客が希少種インドサイの姿をちょっとでも見たいと遠く離れた北東インドの州にやって来ます。インドサイの個体数は…
ナトロン湖はコフラミンゴの繁殖地として世界的に知られており、およそ50万ペアが営巣と子育てのために訪れます。その他にも渡り鳥も留鳥も両方とも多数の水鳥を見ることができます。ナトロン湖は東部リフト渓谷の…
秋になりました。鳥たちは南に渡ろうとしていますが、EU自然指令がどうなるか気にかかっているようです。同指令は鳥たちの渡りを守る上で極めて重要ですが、欧州委員会は悩むことなく決定を先延ばししています。欧…
毎年、世界で推定40万羽の海鳥が餌を求めて潜水した時に図らずも刺し網に掛かって死んでいます。 刺し網は世界中の川や海で漁師が使っている水中ではほとんど見えない網です。刺し網(英語名gillnet の …
2016年9月24日から10月5日まで、各国政府の代表が南アフリカ共和国のヨハネスブルで開催された野生生物会議に参加し、野生生物の国際的な需要増加の脅威にさらされている数百の種の未来について議論しまし…
ギニアで渡り性水鳥の保護活動を進める準備が整いました。AEWA(アフリカ・ユーラシア渡り性水鳥条約)に基づく国内行動計画、コフラミンゴおよびカンムリヅル類行動計画が策定されたのです。 バードライフはM…
樹冠を背にすると完璧なカモフラージュとなる、黄色とオリーブグリーン色の羽衣を持つ、フィリピン・ルソン島の低地森林の固有種ヒメコウライウグイスはなかなか人の目に触れることはありません。実際に数十年もの間…
「保全」という言葉を耳にしたら何を思い浮かべますか?多くの人は種や生息地、すなわち森や海、トラやクジラ、ペンギン、オウムなどの保全が頭に浮かぶでしょう。多くの自然保護活動家は野生生物や自然界への情熱を…