アフリカが羽毛を持つ大旅行家を歓迎
ガーナの首都アクラ発: 2013年9月2日
アフリカに秋・冬に渡って来る数百万羽の鳥の中から、バードライフ・インターナショナルの長期教育キャンペーン‘春は生きている’への参加者は、辛抱強く5種の代表種が観察できるのを待っています。‘春は生きている’キャンペーンのアフリカ版が、何と11ヵ国という記録的な数の国が参加して、正に始まりました。
アフリカでの‘春は生きている’キャンペーンの参加者は、8月、9月にヨーロッパとアジアの繁殖地を離れるツバメ、シュバシコウ、ヨーロッパアマツバメ、カッコウ、ヨーロッパハチクイの5種が、最初にアフリカに到着するのを観察しようと待っています。渡り鳥の中にはアフリカの越冬地に着く前に数千キロを飛ばなければならず、また多くの危険な目に会うでしょう。今年はボツワナ、ガーナ、マラウィ、ナイジェリア、RSA、シエラレオネ、ウガンダ、ジンバブエに加えて初参加のケニア、ザンビア、ルワンダの合計11ヵ国の住民が空を見上げることでしょう。
「‘春は生きている’イニシアティブはアフリカの子供たち、若者、野鳥愛好家が5種の代表種を通して自然の価値と美しさについて多くを学ぶ特別で興味深い教育的基盤を提供します。このプロジェクトの中心となる野外活動は、特に自然に対して強い思いを持つアフリカの子供たちにとって大変魅力のあるものになっています。」とバードライフ・インターナショナル・アフリカ・ディビジョンのCallistus Akachabwon Agbaamは説明します。
このキャンペーンは、全ての観察記録がwww.springalive.netのウェブサイトに登録されるのでインターネットで見ることが出来ます。このウェブサイトでは、‘春は生きている’キャンペーンへの参加者は上記のウェブサイトで鳥に関連するニュースを知ったり、‘春は生きている’イベントへの招待を運営したり、鳥のフライウェイの原動力を見たり、双方向性の鳥のゲームを楽しむなどが出来ます。
このシーズンの間、若い参加者は5種の初認の観察記録を登録するだけでなく、どうすれば人々が羽毛のある友達がより良い生活とより長く生きることへの支援に貢献できるかを考えることを励がされます。このことを考えることにより、子供たちは鉛筆か絵具を持ち、‘私はどのように鳥を助けることが出来るか?’という作画コンテストに参加するはずです。
‘春は生きている’の季節的活動と共に、‘春の双子’プログラムのテスト版の準備も進められるでしょう。ヨーロッパ・アジアとアフリカの間の協力を強化することを目的とするこの活動は来年に開始される予定です。