レンズを通して

群れるムクドリ──共存の形

「レンズを通して」婦人画報誌2022年6月号 写真・文=高円宮妃久子殿下 どの鳥の写真を、いつ、どのようにご覧に入れるか、悩むことがございます。渡ってくる季節が決まっている鳥などは決めやすいのですが、…

赤い頭のスズメ

「レンズを通して」婦人画報誌2022年4月号 写真・文=高円宮妃久子殿下 日本人にとって馴染み深い鳥の代表格といえばスズメでしょうか。昨年の2月には「ふっくらスズメ」と題して冬のスズメをご紹介させてい…

椿とメジロの特別な関係

「レンズを通して」婦人画報誌2022年2月号 写真・文=高円宮妃久子殿下 ここ2年ほどは、皆さま同様、私も新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、不要不急の外出を控えておりました。当然、鳥の撮影…

マガモのエクリプス換羽

「レンズを通して」婦人画報誌2021年12月号 写真・文=高円宮妃久子殿下 秋から冬の初めに北から渡来し、日本で越冬する冬鳥の中で、かなりの存在感を放つのがカモの仲間です。その美しい姿は、日本中で観察…

ひょうきんな猛禽

「レンズを通して」婦人画報誌2021年10月号 写真・文=高円宮妃久子殿下 前回(2021年8月号)、鳥の写真をご紹介した時には、トビが実は賢い鷹であることを書かせていただきました。今月は、狩りの名人…

トビは賢い鷹

「レンズを通して」婦人画報誌2021年8月号 写真・文=高円宮妃久子殿下 アメリカから帰国した小学4年生のころに、学校で「とんび」という歌を習いました。大正時代の歌ですが、その歌詞は、「とんび」の名前…

火の鳥――アカショウビン

「レンズを通して」婦人画報誌2021年6月号 写真・文=高円宮妃久子殿下 今年の春は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の「お家タイム」を実践するにあたり、赤坂御用地内の樹木や草花を、毎日、ゆっくり…

レンジャクに学ぶ

「レンズを通して」婦人画報誌2021年4月号 写真・文=高円宮妃久子殿下 新型コロナウイルス感染症拡大や変異ウイルスが見つかったという暗いニュースが続いております。そこで、今回は、ユニークなルックスで…

ふっくらスズメ

「レンズを通して」婦人画報誌2021年2月号 写真・文=高円宮妃久子殿下 スズメは日本人にとって身近な鳥で、稲作を始めて以来、深い関わりを持って今日に至っています。警戒心が強いため、意外とよい写真を撮…