トルコにしかない考古学上の自然遺産が危ないーその保全にご協力を!
古代には‘ラトモス山’の名で知られているベシュパルマク山脈はトルコ西部で最も魅力的で考古学的遺跡の豊富な場所の一つです。この岩だらけの景観の美しさと歴史的遺跡が今このエリアで増加している採石により非常に危惧される状態になっています。
数十年に亘り長石と呼ばれる、岩を形成する鉱物がベシュパルマクで採掘されていました。この鉱物はセラミック、ガラスおよび衛生設備の生産のために世界中で利用され、トルコにもこのような自然と考古学上で重要でない他の場所にもあります。年を重ねるにつれてラトモス山での長石の採掘が数千年に亘る文化遺産の劣化を招く原因になって来ました。ラトモスにはその一帯の岩石地形に触発された素晴らしい独特の有史以前の岩窟壁画があるのです。
採石事業は生物多様性と文化遺産が豊かな神聖な山地を急速に自然が栄える余地のない幻のような光景に変えています。
NABU(ドイツのパートナー)、WWF トルコおよびEKOKODOSD, ARAPEなどの自然保護団体がラトモス山脈を国立公園に指定し、この独特な自然・文化遺産の劣化を止めるための必要な対策を取るようにトルコ政府に求めています。
ラトモス山脈保全のために請願書への署名をお願いします!
(報告者:エロディー・カンタルーブ)