英連邦のプロフェッショナル・フェローシップ・スキームによる気候変動対策のための研修

気候変動のための野外研修中の研修生たち
写真提供: © Chris Magin/RSPB

我々の惑星を涼しい状態に保とう!これは気候変動に関する政策とアドボカシーについての英連邦フェローシップ・プログラムへの参加者が国の政策立案者と共有するために発したメッセージです。バードライフとRSPB(英国のパートナー)が共同で気候変動に関する政策とアドボカシーについての6週間に亘る研修を行いました。2015年5月11日から6月18日に行われたこの6週間の研修は、各国の政府が生態系を考慮した効果的な気候変動政策を策定し実施するために、バードライフ・パートナーシップが彼らに助言し、影響を及ぼし、支援を行うための能力構築を目的に行ったものでした。参加者はバードライフ・アフリカの4つのパートナーと本部事務局からでした。

研修は講義とスキル構築セッションで構成され、それにはUNFCCC(国連気候変動枠組み条約)の歴史や同条約の鍵となる出来事などが含まれました。スキル構築セッションは政策アドボカシーとコミュニケーション戦略をどのようにして策定するかということに及びました。参加した研修生は英国政府の政策立案者と関わりを持ち、気候変動への適応に関する民間部門と政府パートナーシップのイニシアティブを学ぶという特別な機会を持つことが出来ました。このプログラムの一部として、参加した研修生たちはカーボン、水、人々と生物多様性の利益を提供している広大な湿地の再生のためにRSPBが民間の水道会社と共同で活動を行っているピークディストリクト国立公園を訪れました。フィールド訪問の最後にFrancis Kagemaは特に土壌保全で今良い管理を行っておけば将来環境を回復するのに高いコストを掛けずに済むことを指摘しました。

ケンブリッジでバードライフCEOとの会合に参加した研修生 写真提供: © BirdLife

ケンブリッジでバードライフCEOとの会合に参加した研修生
写真提供: © BirdLife

 

研修生たちは2015年6月1~11日にドイツ・ボンで開催されたUNFCCC(国連気候変動枠組み条約)傘下の‘実施に関する補助機関’と‘科学および技術の助言に関する補助機関’の第42回セッションに参加して彼らのスキルを実施する機会を得ました。この会議は研修生たちに同会議に出席していた自国の政府団に対して気候変動問題に関するロビー活動を行う機会も提供しました。

この研修は各国が現在2015年12月に新しい気候変動合意への署名の準備をしているところなので非常にタイムリーでした。研修に参加した研修生はバードライフ・アフリカ・パートナーシップ内の気候変動対策推進者となっており、今年末にパリで行われるUNFCCCのCOP21にそれぞれの政府が準備するのを助けています。

 このフェローシップ・プログラムは英連邦専門家フェローシップ・スキームの資金支援とRSPBおよびバードライフの活動支援により行われました。

 

報告者: Olivia Adhiambo

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