世界の専門家が熱帯の島からのげっ歯類駆除を改善するために集まった

島から外来種を駆除することは生物多様性を守り、
生態系プロセスを再生する助けになることを証明したツールです。
写真提供:Steve Cranwell

熱帯でのげっ歯類の駆除の再検討が、駆除の成功率を高めるための提言を開発するために始められました。島でのげっ歯類駆除、島の生態学、げっ歯類の生態学および毒物学の専門家30人以上がニュージーランドのオークランド大学に集まり、過去のデータを見直し、成功・不成功だったプロジェクトを分析し、熱帯の島からげっ歯類を駆除する成功率を高めるための新しいアイディアとアプローチを討議するために会議を開催しました。

「島から外来種を駆除することは生物多様性を守り、生態系プロセスを再生する助けになることを証明したツールです。」とバードライフ・パシフィックの海鳥プログラム・マネージャーのスティーブ・クランウェルは言いました。世界中で400以上の島からのげっ歯類駆除の成功例があり、一方、約50の失敗例があります。過去の駆除の解析により、げっ歯類を熱帯の島から駆除する活動は高緯度地域での同様のプロジェクトに比べて上手く行かないことが明らかになっています。。

「絶滅危機の増加を抑えるため、特に生物多様性の最も高い熱帯地方においてこれを行うために駆除への要求が高まっています。この見直しは島を復元するコミュニティが世界の専門家から最善の駆除のための助言を確実に得られることにより成功率が改善するでしょう。」とアイランド・コンサベーションのCEOビル・ウォルデンは言いました。

熱帯でのげっ歯類駆除の見直しは、アイランド・コンサベーション、太平洋外来種イニシアティブ(PII)、王立鳥類保護協会(RSPB)、バードライフ・インターナショナル、コンセルヴァシオン・デ・イスラス、ニュージーランド自然保護局および米国農務省(USDA)などの連合体に主導されています。見直しは今年中に結果が出て、熱帯でのげっ歯類駆除のための最善策が推奨されるガイドラインが出版される予定です。その内容はPIIの資料キットからでも入手が可能になります。

ポリネシア鳥類学会(SOP-Manu)とバードライフ・インターナショナルはフランス領ポリネシアのアクテオンとガンビア諸島の6つの島と環礁の復元を模索しています。これらの島にはPolynesian Ground-dove(和名不詳)、ツアモツシギ、ウスハジロミズナギドリ、ノドジロウミツバメなど多くの世界的な絶滅危惧種が生息しています。これらの鳥や島の固有な生物多様性が減少する要因である外来種のネズミ、ネコ、ヤギ、ウサギなどを駆除するための準備が進行中です。‘熱帯島レビュー’は、この見直しに加わった太平洋外来種イニシアティブ、アイランド・コンサベーション、ニュージーランド自然保護局などの団体の専門知識により、外来種駆除活動の計画の準備に貢献しました。

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