アフリカの国が新たに‘春は生きている’イニシアティブに参加
ケニア、ルワンダ、ザンビアのアフリカの3カ国が正式には9月1日から始まる2013年シーズンの‘春は生きている’イニシアティブに加わりました。これにより、このイニシアティブへのアフリカからの参加国は2012年の8カ国から今年は11か国に増えました。この素晴らしい成果はバードライフ・アフリカのこのイニシアティブを多くのアフリカ諸国へ拡大しようとするビジョンを促進するもので、また、鳥への関心と保護全般を進める活動に従事している若い人々の支持を増やしています。
イニシアティブの一部として、国際的な‘春は生きている’のウェブ・サイトーwww.springalive.net 上にこれら3カ国の個別のホームページが作られました。これにより、ケニア、ルワンダ、ザンビアの子供たち、若者、先生および愛鳥家はこのイニシアティブの5つの最重要種についての教育用資材にアクセスすることが出来ます。それに加えてこれらの国の子供たちは毎年5つの最重要種を観察した時にはその自国への到着をウェブ・ページに記録することが出来、またアフリカでの‘春は生きている’籤引きコンテストに参加することが出来ます。
更に、アフリカの学校やクラブにはこのイニシアティブの‘春の双子’の構成要素となって欧州の対応国との間に強い関係やメットワークを構築する機会が出来ます。全体として、このイニシアティブに加わることにより、これらの国の子供たちや愛鳥家はこのイニシアティブの下で活動の主催者を通して特別な方法で春を経験する機会を持つことが期待され、それにより彼らの鳥と自然全般への興味を強めることが出来ます。
‘春は生きている’はバードライフ・インターナショナルによる国際的プロジェクトの一つで、春の訪れに光を当てることにより子供たちの自然やその保全への興味を助長することを目論んでいます。‘春は生きている’のコアの構成要素は全ての参加国で行われる大勢が参加するウェブ・サイトです。市民、特に子供とその家族が、シュバシコウ、ツバメ、ヨーロッパアマツバメ、カッコウ、ユーラシアハチクイの5種の渡り鳥の到着を毎年観察し記録するよう促されています。
‘春は生きている’は主として三菱商事欧州アフリカ基金(MCFEA)の資金提供により行われています。MCFEAの目的は特に絶滅危惧種を中心に動植物への感謝と保護を促進することです。
このキャンペーンは王立鳥類保護協会(RSPB: 英国のパートナー)の資金支援も受けています。