CBD-COP14にてトヨタ自動車株式会社からの車両贈呈セレモニーを開催しました
2016年より始まった「レッドリスト対象種保護のための車両提供プログラム」では、バードライフ・パートナーの中でもとくに緊急支援の必要性が高い団体にトヨタ自動車株式会社より車両を提供していただき、より効率的かつ効果的な保全活動の実施を支援しています。2018年はインドネシアとジンバブエのパートナーに車両が寄贈されました。11月20日には、生物多様性条約第14回締約国会議(CBD-COP14)のサイドイベントにて、IUCNやトヨタ、Conservation International※と共同で車両贈呈セレモニーを開催しました。
インドネシアのパートナー団体Burung Indonesiaは、非常に豊かで独特な生物多様性が残るスラウェシ島ゴロンタロの森林を保全する活動を進めています。寄贈された車両は、持続可能な森林資源の利用についての普及啓発活動に役立てられます。
ジンバブエのパートナー団体BirdLife Zimbabweは、絶滅危惧種に指定されているハゲワシ6種の保全を行っています。ハゲワシは、動物の死骸をすばやく消費し、疫病の蔓延を未然に防いでくれます。こうした重要な役割を持つハゲワシを守るため、寄贈された車両は密猟のパトロールや地域住民の啓発、行政への働きかけなどに役立てられます。
※Conservation Internationalにも同様にトヨタ自動車株式会社より車両が寄贈されました