カンボジアでオオヅルを保護するレンジャー達に浄水機を寄贈
カンボジア・タケオ州・Boeng Prek Lapouv(BPL)保護区は、オオヅルの非繁殖期を支える重要な生息地の一つです。
この生息地を管理・保全するため、現在4名のレンジャーが交代でレンジャー・ステーションに常駐しています。しかし、ここでは生活の基盤となる綺麗な水が手に入らず、皮膚病を患うなど劣悪な労働環境となっていました。
そこで、バードライフ東京は、2019年1月下旬このレンジャー・ステーションに浄水機を贈りました。これにより、労働環境を改善し、最低限の安全な生活と衛生環境を整え、活動の最終目的である「絶滅が危惧されているオオヅルと人間が永続的に共存する地域社会の構築」に向けた大きな一歩になると願っています。