バレンタインディの週末には鳥への愛情も忘れずにー‘裏庭の鳥カウント大会’にご参加を!

去年の大会での主役シロフクロウ
写真提供:Peggy Cadigan; flickr

今年は‘母なる自然’にバレンタインの贈り物を捧げ、‘裏庭の鳥カウント大会(GBBC)’で数を数えてあなたがどれ程鳥を大切に思っているかを示してください。第18回年次カウントは2月13日~16日に開催されます。

世界中の皆さんが、何処からでも大会期間中の一日または数日のうちの少なくとも15分間に観察した鳥の数を数え、その結果をwww.BirdCount.orgに入力してください。数万人のボランティアから集められた情報は個体数の変化を大規模に追跡する助けになります。GBBCはバード・スタディ・カナダがパートナーとなり、コーネル大学鳥類学研究所とオーデュボン協会が共同で行っているプロジェクトです。

バードウォッチャーは去年の大会期間中にカナダ南東部、五大湖周辺州、北東から南部大西洋岸に今までに例のないほどたくさん姿を見せたシロフクロウに魅了されてしまいました。今年のGBBCでも再度シロフクロウが去年以上に現れることに期待しましょう。「これは‘エコー・フライト’と呼ばれる現象です。」とコーネル大学鳥類学研究所でeBirdプロジェクトのリーダーを務めるマーシャル・リフは説明します。「去年のような大規模な個体数増加の翌年には通常の年よりも多い数がしばしば見られます。去年のシロフクロウの個体数増加をもたらした餌のレミングが豊富さは今年も続くか、カナダ東部の新エリアで生じ、去年の個体数増加の後に多くのフクロウが東部に留まるか、去年南部にまで飛来したフクロウの一部が東部に戻って来るでしょう。」

「今年はフィンチ類にとってもビッグ・イヤーになるでしょう。」とオーデュボン協会のチーフ科学者ガリー・ランハムも言います。「北米でGBBCに参加する人たちはマツノキヒワやベニヒワの大群に目を光らせていなければなりません。これらの鳥はカナダ最北部で餌の松の実が取れなくなればもっと南に降りて来ます。」

2014年の大会に参加した135カ国のバードウォッチャーは144,000羽、およそ4,300種の鳥をチェックリストに記載しました。米国とカナダに加えて、インド、オーストラリア、メキシコなどが最大の数を記載したチェックリストを提出してイベントの先導を行いました。

「今年は皆さんに鳥やバードウォッチングへの情熱を他の人たちとも共有して欲しいと思っています。恋人、お子さん、近所の人、会社の同僚をあなたがGBBCでカウントをするときに一緒に連れ出してください。あなたの情熱を分け与えることで、新しいバードウオッチャーが巣立つかも知れませんよ!」とバード・スタディ・カナダのディック・カニングは言っています。

‘裏庭の鳥カウント大会’はあらゆる年齢層の人たちを自然に結びつけ、バレンタインディに鳥への愛情を示す素晴らしい方法です。参加は無料で簡単です。参加方法はwww.birdcount.orgのウェブサイトからご覧ください。このサイトでは2014年GBBCフォト・コンテストの受賞作品もご覧いただけます。

(報告者:バード・スタディ・カナダ)

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