SOPが動けなくなった海鳥を救出

ルーシー・フォルキエ セグロシロハラミズナギドリを放鳥
写真提供:Matthieu Aureau

ポリネシア鳥類学会(SOP MANU: フランス領ポリネシアのバードライフ・パートナー)がタヒチの灯台の光に引き寄せられて地上に落ちたミズナギドリ類の救出プログラムを始めました。

SOP MANU による住民の関心を高める活動を行った結果、地上に落ちているところを発見された準絶滅危惧種のセグロシロハラミズナギドリの数が年間10羽から100羽に増えました。「これは氷山の一角で、夜に灯台の光に引き寄せられる海鳥の数ははるかに多いでしょう。」とSOPのルーシー・フォルキエは言いました。

その結果、タヒチにおいて新しい救出計画が多くの団体からの資金支援を得て今年から始まりました。「ポスター、チラシ、ステッカーなどがデザインされて配布され、地元の新聞に関連記事が掲載され、地元のテレビやラジオで短編のドキュメンタリーが放送され、学校ではプレゼンテーションが行われました。」とルーシーは付言しました。

今後の数ヶ月内に同様の活動が計画されています。さらに‘ミズナギドリ救助隊’(ボランティア)のネットワークも設立されています。種についてもっと学びたい人や安全に放鳥する訓練を受けたい人は誰でも参加できる会議や情報伝達ミーティングが行われています。最終的には放鳥の前に、地面に落ちたミズナギドリは計測され、足環が装着され、血液か羽毛が遺伝子を分析するために採取されます。

このプログラムにより集められたすべてのデータはミズナギドリ類および灯台の影響に関する知識の改善に利用されます。「私たちは今年すでに60羽のミズナギドリ類の放鳥に成功しました。チームはセグロシロハラミズナギドリの巣立ちの時期である7月~10月がまだ始まったばかりですので、大いに期待しています。」とルーシーは結びました。

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