バードライフ・アフリカ・パートナーシップの政策とアドヴォカシー能力が高くなった

UNEPのゲスト講演者と共に集合写真のポーズを取る参加者
写真提供:Tiwonge Mzumara

政府や政策決定者と共に生息地と種を保護する活動に参加するアフリカの能力が、今週行われた16人のパートナー・スタッフの訓練により弾みがつきました。王立鳥類保護協会(RSPB: 英国のパートナー)と共同でバードライフ・インターナショナルが行ったこの訓練は6月24日~27日にナイロビで開催され、スペイン国際開発局(AECID)が資金支援を行いました。

14カ国からの参加者は、環境への負荷の大きい開発に対して実際にどのようにしてサイトや生息地を守るか(サイト・ケーススタディ)や、いろいろな政策に影響を与える政府の中枢と共に活動を行う方法について学びました。アドヴォカシー技術の集中講座ではロールプレイングなどによりどのようにアドヴォカシー戦略を開発するかを学びました。

参加者を代表してバードウォッチ・ザンビア(ザンビアのパートナー)のMoses Nyoni氏はこのような訓練は夫々の国のレベルで重要な役割を果たす政策アドヴォケートの集団を作る上で重要だと言いました。「パートナーたちはバードライフ本部がこのタイムリーな企画を立ててくれたことに感謝しています。私たちはサイトが益々脅威を受けているのを実際に目にしています。この訓練コースは私たちがそれに取り組む準備をしてくれました。」と言い、「これらの学んだ技術を受け継いでゆくことを約束します。」と付言しました。


バードライフのアフリカ地区ディレクターのJulius Arinaitwe博士はアフリカにおいて投資と資源の採取に対する関心が高くなってきており、これまで以上に政策とアドヴォカシー能力が求められていると言いました。「この訓練は最善のタイミングで開催されました。この訓練を生かす唯一の方法は受講者が得た技術を実際に利用することです。」と彼は言いました。

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