コクガン調査の報告会が8/21(日)に谷津干潟自然観察センターで行われます

今年7月にロシア・レナ川河口で実施された、コクガンの標識調査に関する報告会が谷津干潟自然観察センターで実施されます。調査に参加した当団体職員(澤祐介)が報告会で発表します。

日本には、秋から冬にかけて、コクガンという渡り鳥が北海道、東北を中心に飛来しますが、その繁殖地や渡りルートなどは謎が多く残っています。

過去の調査から、極東ロシアで繁殖するコクガンは、アメリカ西海岸に渡ることが知られていました。そこで今回は、極東ロシアよりも西の地域であり、ヨーロッパへ渡るコクガンの個体群との境目にあたる、ロシア・レナ川河口にて、コクガンの標識調査を行いました。

レナ川河口は、アジア・太平洋地域で越冬する亜種が繁殖する地域の中では最も西に位置するため、越冬のため日本や東アジアに飛来することが期待されます。

本報告会では、調査の様子や今後期待される成果について、現地で見られた鳥の写真などを交えながらお話します。

 ■ 日時 :平成28年8月21日(日) 13:30~15:00
 ■ 対象 :一般の方(中学生以上)
 ■ 参加費:無料(入館料が必要になります)
 ■ 受付 :開場30分前に会場入口にて
 ■ 会場 :谷津干潟自然観察センターレクチャールーム
 ■ 主催 :谷津干潟自然観察センター(電話047-454-8416)

 

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