COP12におけるバードライフの活動
10月6日から生物多様性条約第12回締約国会議(CBD COP12)が開催されています(17日まで)。COP12では、生物多様性戦略2011-2020適用後の愛知目標の進捗が、主な議題となる予定です。
これまでバードライフでは、科学的データの蓄積、政策提言、政府へのパートナーシップ支援、保全の達成等、生物多様性の保全の重要な側面で貢献をしてきました。COP12への具体的な貢献としては、以下の事項があげられます。COP12での議論をもとに、さらなる貢献ができるよう、バードライフの活動を促進していきます。
・世界生物多様性概況第4版(Global Biodiversity Outlook 4)への貢献
・バードライフ及びパートナー団体による、15のサイドイベントの企画
・バードライフが開発した意思決定支援ツールやデータの提供
また、COP12では、以下の項目に関する決議案に焦点を当て、より生物多様性の保全に配慮した決議となるように働きかけます。
・生物多様性に関する財源への動員
・生物多様性の高い重要海域の選定
・特に湿地・森林に焦点をあてた生態系復元
・国家生物多様性戦略と行動計画の履行と更新
・気候変動の緩和と適合
COP12におけるバードライフの主な活動は、以下の予定です。
日程 | 内容 |
10月2日午後7時~ | 国際的な生物多様性の目標に対する進捗の中間報告についての論文 |
10月6日~8日 | 資源動員についてのプレスリリース
WWF、コンサーベーション・インターナショナル(CI)、ザ・ネイチャー・コンサーバンシー(TNC)と共同発表 |
10月6日~8日 | 上記プレスリリースと関連したバードライフのニュースを発表 |
10月13日~15日 | 生態学的、生物学的に重要な海域 |
日程調整中
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戦略計画の実施において、使用可能なバードライフのサポートツールについて。WWF、CI、TNC等と共同で以下のサイドイベントと同時開催。
「履行のためのツールボックス:リオ会議の目的を達成するための支援ツールと方法論」 |
10月22日 | COP12の主要な成果とその分析結果の報告 |
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