カンボジアに5番目のラムサール条約湿地が誕生しました

ホシバシペリカン(準絶滅危惧種)© BirdLife International Cambodia Programme

ストゥン・セン湿地は、カンボジアにある東南アジア最大の湖であるトンレサップ湖の南端に位置する湿地です。雨季と乾季で水位が約10mも変化する特殊な環境から、拠水林など独特な生態系が形成されており、鳥類だけでなく哺乳類や爬虫類、魚類などの絶滅危惧種も多く生息しています。地域の人々も、漁業資源や水など湿地の恵みに依存した暮らしをしています。しかし一方で、伐採や密猟、農地開発などによって、湿地の劣化が懸念されています。

そこでバードライフ・インターナショナル東京は、環境省の委託事業として平成28年度よりストゥン・セン湿地の保全と賢明な利用(ワイズユース)を推進する取り組みを行ってきました。その一環として、ラムサール条約への登録を目指し、現地の生物多様性や生態系サービスの調査、現地レンジャーの研修、地域住民の合意形成、地方政府や中央政府による会議などを支援してきました。

この度、必要な手続きが完了し、ストゥン・セン湿地はカンボジアの5番目のラムサール条約湿地として正式に登録されました(Site No. 2365)。

今回の登録により、この湿地の重要性の認識が国内外で広まり、人と自然がより良い形で共存する状況が作られていくことを期待しています。

 

カンボジア プレスリリース(英語)

 

 

 

関連ページ:

東南アジア地域における湿地管理促進業務

 

地元の子供 © BirdLife International Cambodia Programme

拠水林 © BirdLife International Cambodia Programme

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