国連持続可能な開発会議(Rio+20)にむけ、バードライフ・インターナショナルがメッセージを発表しました

バードライフ・インターナショナル会長並びにCEO より、「国連持続可能な開発会議(Rio+20)」にむけ、以下のメッセージが発表されました。

 

<国連持続可能な開発会議(Rio+20)へのメッセージ>

 

世界の指導者の皆様へ

 

これは117ヵ国の非政府組織が協同した世界最大の自然保護のための市民社会のパートナーシップであるバードライフ・インターナショナルから持続可能な開発に関する国連サミットにおける政府会議への要求です。私たちは持続可能な開発を達成する上での生物多様性と生態系サービスの役割と価値を認識するために皆様に世界的なリーダーシップを示していただくことを求めます。

 

世界経済の復元力は環境の状態と緊密に結びついています。バードライフは各国政府に政策の策定と意思決定のプロセスにおいて自然への配慮を常に組み込み、社会経済の発展と成長にこれを明確に反映させることを強く訴えるものです。

 

真のグリーン経済はアジェンダ21に概要が示されているように持続可能な開発の原理に重点を置いていなければなりません。それは自然と調和し、環境の限界に配慮し、生物多様性と生態系サービスにより与えられる重要な基盤を認識し、それ故、経済的繁栄と貧困撲滅に対して自然保護が基本的に重要であることを認識しなければなりません。また、グリーン経済は水、食の安全、気候変動など多くの地球規模の課題に対して自然が提供する効果的な解決策を用いなければなりません。

 

自然と生物多様性の基本的役割は明確に‘持続可能な開発目標’に反映される必要があります。これは重要な新イニシアティブで、国際的な開発に対する2015年以後の国際的枠組みの一部として、持続可能な開発への国家の活動を測定するための数量的で普遍的に適用できる目標であるべきだと私たちは信じています。

 

私たちは過剰漁獲、破壊的な農業実践、化石燃料の使用などを間接的に促進することになる補助金などの、持続可能な開発を台無しにしてしまう‘ゆがんだ動機’の方向転換を求めます。

 

海洋環境は特に懸念の高い分野です。私たちは国連海洋法条約の枠組みの中で実行を合意する交渉を求めます。この条約は環境的および生物学的に重要な地域を効果的に保護することを含む、国家の管轄権を超えた地域における海洋生物多様性の保護と持続可能な利用に取り組むものです。

 

最後に、私たちは皆様に分野横断的な優先課題に対する緊急で一致団結した行動を求めるものです。そのような課題には、2010年に開催された生物多様性条約の第10回締結国会議(COP10)で合意された2011-2020生物多様性戦略計画の愛知ターゲットを支持して、森林と生物多様性、海洋、水、食の安全、農業およびエネルギーなどが含まれます。これらのターゲットは持続可能な開発にとって不可欠なもので、自然と調和し、環境の限界を尊重する意欲的なRio+20の成果にしっかりと組み込まれなければなりません。

 

私たちは皆様に生物多様性への配慮がRio+20に関連するすべての成果の中に確実に含まれることを求めます。生物多様性と生態系サービスは私たちの生計、文化、幸福の基盤であり、またすべての人にとっての持続可能な未来の中心にあるのです。

 

ピーター・シェイ博士(バードライフ・インターナショナル会長)
マルコ・ランバーティニ博士(バードライフ・インターナショナルCEO)

 

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