アルゼンチンの鳥10種の見事な写真
今日は私たちのパートナーAves Argentinasの創立100年を祝うだけではなく、彼らが保全している信じられないほど豊かな生物多様性を祝う日でもあります。これはその第1回目です。
1.パタゴニアカイツブリ
Aves Argentinas は何年にも亘り本種の保護活動を行っています。パタゴニア国立公園はこの絶滅危惧ⅠA類のカイツブリの生息地として保護区になりました。
写真提供: Alberto Franke.
2.コクカンチョウ
この鳥の美しいさえずりが不幸の元です。本種は飼い鳥として売買されて絶滅間際に追いつめられました。Aves Argentinas は違法取引根絶のために活動しています。
写真提供: Matías Romano
3.マユグロアホウドリ
本種は、急速な個体数減少が止まったと推定され、準絶滅危惧種に格下げになりました。南大西洋でのはえ縄漁と底引き網漁での混獲による大量死が報告されていますが、‘アホウドリ・タスクフォース’がこれを止めるために活動しています。
写真提供: David Cook
アルゼンチンに生息する数多くの固有種の一つ。まだ個体数が多いことから危惧されていませんが地元の人気料理なのです。
写真提供: Ignacio Hernández.
5.マゼランペンギン
アルゼンチンで最も良く知られたペンギンの一つ。全体的に中程度の減少が続いていると考えられており、準絶滅危惧種に指定されています。
写真提供: Annick Morgenthaler
6.アンデスコンドル
世界最大の鳥類の一つ。多くの南アメリカの国でコンドルは神聖な鳥とされていますが、個体数は大幅に減っています。
写真提供: Mark Dumont
7.エンビセアオマイコドリ
大西洋岸森林の象徴として、これらの色鮮やかな鳥は多くのバードウォッチャーを魅了しています。
写真提供: Ángel Prato
8.ヤマガモ
この色とりどりの鳥は南米アンデス山脈に沿って生息し、アルゼンチンでは比較的普通に見られます。普通種も愛される価値があります。
写真提供: Daniel Zaffignani
9.アレチノスリ
これらの素晴らしい渡り鳥は冬をアルゼンチンで過ごし、夏を米国で過ごします。1990年代にAves Argentinasは農薬によって約6千羽が大量毒殺されていたのを止めさせました。今日、個体数は安定傾向にあります。
写真提供: NPS/Patrick Myers
10.オナガオンドリタイランチョウ
この美しい絶滅危惧種は南米の草原に生息しています。現在その生息地は元々の分布域の10%に過ぎません。Aves Argentinas は本種の保全を目的とするEl Bangual 自然保護区を管理しています。
写真提供: Ángel Prato
報告者: Irena Lorenzo
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