NABU(ドイツのバードライフ・パートナー)が再生可能エネルギーのプロジェクトを開発した
再生可能エネルギー
再生可能エネルギーはエネルギーの安全、気候変動の緩和および経済的利益の面で大きな利益をもたらします。それに加えて、再生可能エネルギーは鳥や野生生物にダメージを与えずに利用することが出来ます。残念ながら、発電機や配電機システムなど他のエネルギー資源の自然景観へのそれに伴う影響は増加しつつあります。
研究・開発プロジェクト
ドイツのバードライフ・パートナーNABU(自然・生物多様性保護連合)が特にドイツにおけるエネルギー供給企業の拡大を懸念しており、自然保護問題と再生可能エネルギーに関する一連の要求と声明を開始するために他の環境NGOと力を合わせることになりました。このことを念頭に置き、NABUはドイツ連邦環境・自然保護・原子力安全省および連邦自然保護局の資金による“エネルギー変化に関する知識・管理の支援: 自然保護の観点からの要求”と名付けた研究・開発プロジェクト(2013~2015)を作りました。
プロジェクトの目的
このプロジェクトの目的の一つは自然保護問題に関する情報提供のためのオンライン・プラットフォームの創設です。そこにはバイオエネルギー、ソーラー発電パーク、沖合の風力発電および陸上の発電風車による鳥とコウモリへの影響などが含まれます。
このプロジェクトは又ドイツのエネルギー変化をどのように環境に優しい方法で組織化するかを調べる目的で、エネルギー変化の動きの中で最大の環境NGOと他の利害関係者を一つにするための有益なツールになるでしょう。
最終的にNABUは再生可能エネルギーに発電機としてのあるべき場所を提供する方法を見つけることの重要性の認識を高めるための一連の活動を行います。このプロジェクトの一部としてドイツの環境団体とのワークショップや会合および利害関係者との会議が来年計画されています。
NABUは再生可能エネルギーの拡大は環境に優しいサイトを利用して計画される方が良いと確信しています。このオンライン・プラットフォームで集められた情報は電力会社の負の影響を評価する込み入った作業に利用することが出来、その結果、自然への影響を制限することが出来るでしょう。
(報告者:Alessia Calderalo)