バードライフ・アジア・パートナーシップ会議に出席した保護活動のリーダーたちは未来に目を向ける
先頃バンコクで開催された会議に、アジア各地から主要な自然保護団体のリーダーが、それぞれの地域での生物多様性保護計画をまとめるために集まりました。
「私たちの地域で起きている生物多様性に影響を及ぼす多くの保護問題は私たち全員に共通のものです。」とスリランカのNGO FOGLS(スリランカのバードライフ・パートナー)の会長でバードライフ・インターナショナルの世界委員会のメンバーでもあるSarath Wimalabandara Kotagama教授は言いました。「バードライフは多くの個人と団体で構成されています。私たちは時々集まることが大切です。各々の話を聞き、共通の目標を持つのは良いことです。」
会議での討論会の議題には、渡り鳥とフライ・ウェイ・プログラム、IBA(重要生息環境)、企業と自然保護、能力開発などがありました。森林破壊を推進する力との取り組みや密猟と取り組む新しい地域プログラムなども討議されました。オランダでの活動に触発されて幾つかのアジアのパートナーは自国で‘都市の鳥と市民科学’イニシアティブを始めることへの関心を表明しました。
13のアジア諸国から26人のバードライフ・パートナーの代表と、オーストラリア、デンマーク、ブータン、オランダからの6人のゲストがこの会議に参加しました。
代理CEOのヘーゼル・トンプソン博士はアジアのパートナーが示した誓約と熱意に元気付けられました。「全アジアのパートナーに加え、会議に参加するために自己負担をしてバードライフに加わる意向を示した幾つかのアジアの団体からの代表団の存在は非常に意義深いものだったと思います。これは彼らがアジア地域で増え続ける生物多様性喪失への脅威に共に取り組む約束したことを示すものです。」
報告者:エイドリアン・ロング
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