チュニジアでフラミンゴに対して行った初めてのこと

チュニジアで初めてのフラミンゴの幼鳥に足環を付けるAAOとそのパートナーのボランティア
写真提供: Equipe Com AAO
今年初めてチュニジア北部のコルバ潟で約100羽のオオフラミンゴの小さな群れで営巣が成功しました。AAO(チュニジアのバードライフ・パートナー)は直ちにメンバーやパートナーを動員し、45羽の幼鳥に足環を付けました。チュニジアでフラミンゴに足環を付けたのはこれが初めてのことで、作業には80人が参加して大きな地域社会での活動となり、ボランティアの中には鳥の群を集めるために潟の水の中にまで入った人も居ました。
足環の装着に成功し放鳥直前のフラミンゴ

足環の装着に成功し放鳥直前のフラミンゴ

クリティカル・エコシステム・パートナーシップ基金(CEPF)が資金を提供し、AAOと4つのチュニジア地元の団体が実行したこの‘チュニジア北部生物多様性重要地域保全のためのエコ・ツーリズム活動開発’プロジェクトはこのフラミンゴの小さなコロニーの発見とモニタリングに多大な貢献をしました。同プロジェクトを通じてAAOは、地元の自然保護活動の能力を増大し、また、IBA(重要生息環境)の一つであるコルバ潟のような重要なサイトの調査と管理のための地域自然保護グループを持つに至りました。

この新しいコロニーはAAOにとってわくわくさせることです。彼らがチュニジアでのフラミンゴの繁殖成功を最後に記録したのは2007年のThyna Salines
でのことだったのです。
「フラミンゴはしばしば繁殖のために営巣地へ戻って来ます。ですから私たちはこのエコ・ツーリズム開発のプロジェクトによりコルバ潟がこれからもフラミンゴが戻って来る魅力的で生物多様性の豊かな越冬地、繁殖地にすることが出来ればと願っています。」とAAOのHichem Azafzafは言いました。
足環付けは鳥の足に特別な符号の付いたプラスチックのタグを装着し、それにより観察者の広範囲に及ぶネットワークは保護科学のために鳥の動向をトレースすることが出来ます。フラミンゴの幼鳥は灰色の羽毛に覆われています。彼らが最終的に色鮮やかなピンク色の羽衣になるまでには4~7年後のことで、彼らは採餌場所に生息する生物のカロチノイド色素からこの色を得るのです。
足環を装着するために捕獲したフラミンゴの幼鳥写真提供: Equipe Com AAO

足環を装着するために捕獲したフラミンゴの幼鳥写真提供: Equipe Com AAO

環境・持続可能な開発大臣のMounir Majdoubは足環付けを手伝い、環境活動を支援することの重要性を強調しました。この活動は地中海西部地域における干潟の重要性と危惧される生態系保全の必要性に対する認識も高める役割を果たします。

報告者: ショーン・ハレル
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