バードライフ 第1回世界運営評議会総会、世界閣僚フォーラムに参加
バードライフ・インターナショナルは2013年2月18日から22日にケニアの首都ナイロビで行われている国連環境プログラム(UNEP)の第1回世界運営評議会総会・世界閣僚フォーラムに参加します。運営評議会は2012年6月にリオデジャネイロで行われたRio+20会議でのUNEPのアップグレード提案が通過し、それに続く2012年12月に国連総会(UNGA)での承認を受けて始まります。ナイロビ会議のアジェンダには持続可能な消費と生産に関する10年間枠組み計画(10YFP)、グリーン経済と持続可能な開発目標、2015年以後のアジェンダなどが含まれています。
ネーチャー・ケニア(ケニアのパートナー)のコミュニケーション・アドボカシー・マネージャーのセラ・マンガティは、国際社会は現在進行中のプロセスを通じて環境の持続可能性を主流にするチャンスがあると言いました。
「開発と環境はこれまでのように二つの別々な課題として扱われるべきではありません。開発が環境の劣化を導いてはなりません。特に健全な生態系と生物多様性が貧困層の必要を満たすことによって果たしている重要な役割は認識されるべきです。」と彼女は付言しました。
ナイロビ会議には国連加盟の190ヶ国が参加し、これに先って2月16日、17日に第14回グローバル主要グループ・利害関係者フォーラムが行われました。
2015年に期限が来る‘ミレニアム開発目標’の実施は成否が入り混じったものですが、環境問題は特に優先度が低い状態でした
「持続可能な開発目標と2015年以後のプロセスは一定の段階で合流する必要があります。現在のプロセスは初期の合意に後戻りすべきではなく、むしろ生物多様性条約(CBD)などの世界的合意を形成、強化するべきです。」とバードライフ・インターナショナル・アフリカ事務局の地域政策・アドボカシー・コーディネーターのKen Mwatheは言いました。