【Jリーグ鳥の会】名誉総裁 高円宮妃殿下による「ギラヴァンツ北九州」の環境への取組みご視察

2019年9月18日～19日、バードライフ・インターナショナルの名誉総裁 高円宮妃久子殿下が北九州市にお成りになり、「Jリーグ鳥の会」の会鳥ギランが所属する「ギラヴァンツ北九州」の環境への取組みをご視察され、北橋健治北九州市長を始めとする地元関係者の方々と今後の活動等について意見交換をされました。

9月19日、曽根東小学校で環境の取組みの発表会が開催され、高円宮妃殿下にご臨席賜りました。全校生徒４９４名が参加し、計画委員会の児童が代表してこれまでの取組みについて発表しました。高円宮妃殿下より、小学生に向けた激励のお言葉を頂きました。
曽根東小学校は、隣接する曽根干潟にて清掃活動、野鳥観察会を実施し、6年生が活動成果を発表する環境フォーラムを行っています。曽根干潟は、ギランのモチーフとなったズグロカモメが越冬し、IBA（重要生息環境）にも登録されている重要な湿地です。これまで、ギラヴァンツ北九州は、曽根東小学校の干潟清掃活動を支援してきました。

小学生の発表を真剣に聞くギラン

妃殿下からの激励のお言葉

 

児童による干潟の生き物紹介

 

今回の高円宮妃殿下の北九州市お成りを契機として、バードライフ東京、Jリーグ鳥の会、ギラヴァンツ北九州、北九州市や地元の方々がそれぞれ連携を深めながら、環境保護活動を促進していきます。

また、高円宮妃殿下には、北九州市ご滞在中、高塔山および響灘ビオトープにて、ワシ・タカ類の渡りやビオトープに飛来する鳥類をご観察されました。