ヘラシギを守ろう!(Save the Spoon-billed Sandpiper)

ヘラシギは、世界に繁殖ペアが約200ペア残るだけで、また常に新たな脅威が生じている中で、ヘラシギはどうしても皆様のご支援を必要としています。ヘラシギの保護活動の継続のため、寄付をお願いします。

ヘラシギ保護活動への寄付はこちらのサイトです

https://donorbox.org/save-the-spoon-billed-sandpiper

 ※ 英語サイトになりますが、操作は難しくありません!

ヘラシギの雛 写真提供: @Pavel Tomkovich

ヘラシギの雛
写真提供: @Pavel Tomkovich

へラシギが至急の助けを必要としています

最も特別で絶滅が危惧される渡り鳥の一つであるヘラシギは、2010年に今後の5年~10年以内に絶滅する危険性が極めて高いと予測されました。生息地の破壊や密猟などにより、この10年間で世界の個体数が80%も減ったのです。

しかし、大きな困難にもかかわらず、信じられないような先駆的保護活動の計画が、いくつかの世界を主導する自然保護団体により行われており、ヘラシギの個体数の維持に貢献しています。それでもヘラシギは依然として大きな危険の下にあります。今こそ私たちは活動の規模拡大とヘラシギの未来を守るために皆様の助けが必要です。

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【これまでのヘラシギを救うための活動:】

  • ミャンマーやバングラデシュなどの主要な越冬地での密猟対策を実施しています。
  • 先駆的な‘ヘッドスターティング’プロジェクトにより、100羽を超える若鳥を放鳥しました。高齢化した繁殖個体群の年齢構成を引き上げることに成功しています。
  • 世界最小の人工衛星発信機を用いて、ヘラシギの繁殖地、渡りのルート、越冬地に関する新たな知見を明らかにしようとしています。
  • 野生での絶滅に対する安全対策として、人工飼育の個体群が確立されました。
  • フライウェイの中でも重要な黄海沿岸部の潮間帯湿地のうち、特に重要で危機的な中継地を保全するための支援活動を実施しています。
  • これまで未調査だった地域において集中的な調査が実施され、ヘラシギの保護活動を進める上で不可欠の新たな情報を得ることができ、いくつかの新しい繁殖地を発見しました。
  • 繁殖地とフライウェイ沿いで行われる調査により、モニタリングの進展に不可欠の重要な新知見が得ることができました。
  • 精力的な普及啓発活動を強化により、地域コミュニティへの浸透をはかり、世界的な関心も高まっています。

 

私たちが達成可能だと考えている目標は、ヘラシギの個体数を安定させるだけでなく、2025年までに個体数の50%を増加させることです。これまでの取組により、科学的知見や目標達成のための技術を蓄積することができました。そして、この目標を達成するためには、財源を必要としています。皆様のご支援により、目標達成に大きく近づくことができます。

ヘラシギ 写真提供: @Ken/Flickr

ヘラシギ
写真提供: @Ken/Flickr

私たちの活動に加わり、寄付をいただき、そして今ヘラシギを救う助けをお願いします。

ヘラシギを救うための活動は、世界中の団体や個人が協働して行われており、まさに、国際的で協力活動となっています。保護繁殖、ヘッドスターティングプロジェクト、人工衛星追跡には、バードライフ、ArcCona、東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップの‘ヘラシギ・タスク・フォース’の他、WWT、 Birds Russia、 RSPB、 BTO、 南京師範大学、中国におけるヘラシギ保護チーム、マイクロウェーブ・テレメトリー社、モスクワ動物園などがパートナーとして参加しています。

 

世界で最も素晴らしい鳥の一つを絶滅から保護する活動にご協力のほど、よろしくお願いいたします。

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