英国のバードフェアが渡り鳥を守るための資金集めで記録を塗り替えた

渡り鳥が2015年の英国バードフェアでの資金募集活動による大きな支援を受けました。32万英ポンドの小切手が今日、東部地中海地域で絶滅が危惧される渡り鳥を守るためにバードライフに授与されたのです。

バードフェアの共同開催者のTim Appletonは次のように述べました：

「2015年バードフェアが前年の募金の記録を塗り替えたことを嬉しく思います。主催者、ボランティア、スポンサーおよび参加者の多大な努力がこのイベントに注がれ、バードライフの東部地中海での活動を支援するための巨額な資金が集まったことに私たちは誇りを感じています。」

「今年のフェアで集まったの資金は東部地中海における密猟を防ぐための、渡り鳥に対するバードライフの活動を助けるために使われる予定です。密猟によって殺される2,500万羽の鳥の死をゼロにするのは大きな課題ですが、バードライフがバードフェアと共有しているような強力なパートナーシップさえあれば、私たちはこれを可能に出来るでしょう。」とバードライフのCEOパトリシア・ズリータは言いました。

• 数億羽の渡り鳥が毎年ヨーロッパとアフリカの間を渡っています。
• バードライフの報告では毎年2,500万羽が密猟の犠牲になっています。
• ヨーロッパ・アフリカ間のフライウェイを利用する渡り鳥のうち25種以上が世界中で絶滅の危険に晒されています。

東部地中海は春と秋の年に2回、ヨーロッパとアフリカの間を渡る数億羽の渡り鳥に利用されています。彼らはこの壮大な旅の途上で密猟などの多くの脅威に直面します。バードライフの最近の調査により毎年2,500万羽が密猟の犠牲になっていることが明らかになっています。

 

報告者： RSPB（王立鳥類保護協会）

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