夢洲・大阪湾の保全・回復を要望する書簡を提出しました

©Ayuwat Jearwattanakanok

「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」の会場となっている夢洲(ゆめしま)は、絶滅危惧種ヘラシギが観察されていたことから渡り鳥シギ・チドリの重要な中継地として南港野鳥園と合わせて重要です。

バードライフ・インターナショナル本部のリチャード・グリメット(保全ディレクター)は、公益財団法人日本野鳥の会、公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)、公益財団法人日本自然保護協会(NACS-J)とともに、関係当局に、大阪湾に残された湿地環境の保全と回復のためにあらゆる手段を講じることを要望する書簡を、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会や大阪市、環境省に国内環境団体を通じて6月30日に送付しました。

私たちは、大阪・関西万博の開発、期間中の利用や万博終了後の跡地利用で生息地が失われる可能性から、博覧会協会、大阪市などに対して、専門家、市民団体、万博出展企業の知恵と技術を活用し、環境再生の拠点とすることを求めています。

 

<追記 2023.8.17>

各紙に記事を掲載して頂きました。

熊本日日新聞「万博 環境保全と両立を」令和5年8月15日

長崎新聞「湿地埋め立てに懸念」令和5年8月15日

愛媛新聞「夢洲埋め立てに懸念」令和5年8月15日

東奥新聞「湿地埋め立てに懸念」令和5年8月15日

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