渡り鳥の保全に関する活動を行いました
10月9日(土)は「世界渡り鳥の日(World Migratory Bird Day)」でした。
「世界渡り鳥の日」とは、渡り鳥とその生息環境を世界規模で保全していくための、普及啓発キャンペーンです。渡り鳥が渡りをおこなう時期である春と秋に、それぞれ1日ずつ定められています。
今年の春の渡り時期に、佐賀県佐賀市の東よか干潟にて「シギチ・フェス2021 in 東よか干潟」が開催されました。バードライフ東京は、佐賀市・大崎市・周南市と協力し「2020年度公益信託大成建設自然・歴史環境基金助成金」の支援を受けて、動画セミナーの実施、イベントブースの設置、湿地に関するパンフレットの配布などの活動を行いました。
配布した湿地に関するパンフレットはこちらからダウンロードできます。
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渡り鳥を保全していくためには、彼らが繁殖する場所、渡りの途中に休息する場所、そして越冬する場所を、渡り経路(フライウェイ)全体で守っていくことが必要です。そのためには、複数の湿地や地域が連携して、活動に取り組んでいくことが欠かせません。今回の活動では、東よか干潟のある佐賀市、蕪栗沼と化女沼のある大崎市、八代のある周南市と連携した活動を行いました。
今後は、他の地域や国外の湿地と連携した活動にも取り組んでいきたいと考えています。今回の活動について、目的や概要、活動の結果を手引きとしてまとめましたので、ご覧下さい。
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本イベントは、「2020年度公益信託大成建設自然・歴史環境基金助成金」により支援されています。