富士通株式会社の支援がハラパンの森でスタートしました
バードライフは、ブルーン・インドネシア(インドネシアのパートナー団体)と共同で、インドネシア・スマトラ島南部の熱帯雨林「ハラパンの森」の保全活動を進めています。
この度、富士通株式会社の支援を受け、ハラパンの森で実施されている森林パトロールの効率化を図るプロジェクトを開始致しました。
富士通株式会社プレスリリース:インドネシアにおける熱帯雨林の保全活動への支援を実施
ハラパンの森では、森林火災や違法伐採、密猟などを対処するため、職員による森林パトロールが実施されています。しかし、電気や通信施設などのインフラが整っていない環境下で、東京都の約半分の面積(約10万ヘクタール)を有する森をパトロールするには、相当な時間と労力がかかります。また、それらのデータ集約、解析にも時間を要し、本来注力すべき森林再生への対応が遅れています。
そこで、富士通株式会社の支援を受け、パトロールで得た現場の状況をその場で入力できるICT端末の導入を進めるプロジェクトをスタートしました。今後、パトロール活動の効率化を図るとともに、森林再生に関する活動も促進していきます。
※ ハラパンの森では、この他、パトロールに不可欠のバイク修理・購入費に関する支援を募っています。ご支援は下記よりお願いします。
Yahoo!募金:密猟や違法伐採からインドネシアの森を守ろう!
【関連リンク】
- インドネシア・ハラパンの森 視察報告(バードライフ:お知らせ記事)
- コンセッション制度を利用した熱帯林の再生(環境省)