トヨタ自動車株式会社とレッドリスト対象種保護のための車両提供プログラムを開始しました

保全活動では、アクセスが非常に悪い場所まで出向かなければならないことがあります。車でしか行けないような場所もしばしばで、さらに舗装されていない悪路も多く、信頼できるSUV車が必要になります。そこで本プロジェクトでは、バードライフ・パートナーの中でもとくに緊急性の高い団体に、トヨタ自動車株式会社より車両を提供していただき、より効率的かつ効果的な保全活動の実施を支援します。とくに、レッドリストに掲載されている絶滅危惧種やその生息地の保全に役立てます。

2016年は、メキシコと南アフリカのパートナー団体に寄贈されました。現在メキシコ・カンクンで開催されている生物多様性条約第13回締約国会議(CBD-COP13)にて、贈呈セレモニーをIUCNやトヨタ、Conservation Internationalと共催し、寄贈された車両をフル活用し絶滅危惧種の保全活動をさらに加速させる意向を発表しました。

(左から)Kevin Butt氏(トヨタ・モーター・ノース・アメリカ)、Melanie Heath(バードライフ・インターナショナル)、Silvia Llamas(Pronatura Sur、メキシコのバードライフ・パートナー)

(左から)Kevin Butt氏(Toyota Motor North America)、Melanie Heath(BirdLife International)、Silvia Llamas(Pronatura Sur)

 

今後5年間に渡り、合計10台の車両が10カ国のバードライフ・パートナーに寄贈される予定です。

 

メキシコでの活動の様子

 

 

本プロジェクト、IBA、バードライフ、Pronatura Surのロゴが貼られている

本プロジェクト、IBA、バードライフ、Pronatura Surのロゴが貼られている

 

Conservation Internationalにも同様にトヨタ自動車株式会社より5年間で10台の車両が寄贈されます。

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