第5回指導員候補者研修

2022年11月と12月に、ゴロンタロ州ポフワト県の6村から選ばれた指導員候補者に対し、5回目の研修「有機肥料のと機械の作り方」を実施しました。今回で、指導員候補者研修は完了しました。

今回は、農作業が忙しかった時期の研修に欠席した指導員候補者と復習も兼ね、前回の「持続可能な農業」研修内容の復習から始めました。参加者は、熱心にノートを取ったり、ブルーン・インドネシアのスタッフに質問をしたりしていました。

その後、スタッフが指導員候補者達と一緒に2種類の有機肥料を作りながら、作り方の説明をしました。指導員候補者達は積極的に参加し、セオリーよりもこうした実践的な研修の方が良いという意見が多数ありました。しかし、「なぜこうした技術が必要なのかを説明する」ことが指導員として重要な役目であることを丁寧に説明し、理解してもらいました。

また、材料を粉砕する機械を作るための研修を来年度実施する予定ですが、本事業では1台分しか作ることはできないので、今回はどんなものを作るのかを、粉砕しながら説明しました。どちらかというと、男性候補者の方が積極的に説明を聞いていたような印象でした。

 

  1. TOP
  2. NEWS―現地からの声
  3. 第5回指導員候補者研修