世界のニュース

世界初 人工巣を使ってカンムリウミスズメが繁殖成功

  カンムリウミスズメは、日本近海にだけ分布する小型の海鳥です。繁殖は、主に関東以西の無人の岩礁や離島で、岩の隙間などに巣を構えて行います。ヒナは孵化後1‐2日で海へ巣立ち、育雛は洋上で行な…

世界で最も希少な鳴禽類10種

  「Illustrated Checklist of the Birds of the World」の第2巻が発売されました。 当然ながらこの本には、数が多く毎日見られるような普通種から、…

2016年8月に青島で見つかったヒガシシナアジサシの2羽の成鳥と2羽の幼鳥 © Yu Tao

ヒガシシナアジサシを良い方向へ

アジアで最も希少な海鳥が朝鮮半島で発見されました。この新しい拠点はヒガシシナアジサシが準絶滅状態から回復する助けとなる可能性があります。 「彼らを見た時は心臓がドキドキしました。」とYunkyoung…

カワリヒメシロハラミズナギドリの雛 © NFMV

専門家から学ぶ: バヌアツのトンナ島の伝統的な知恵

バヌアツ共和国は太平洋における自然保護のホットスポットです。ここには9種の世界的な絶滅危惧種と9種の固有種が生息しています。同国の27カ所のKBA(生物多様性重要地域)のうちの8ヵ所がバードライフのI…

生物多様性条約締約国会議は自然と調和した未来を目指しています。写真は準絶滅危惧種ジャワトビガエル © Aleksey Stemmer

生物多様性条約締約国会議が農業、林業、漁業の緊急改革を求める

バードライフは農業、林業、漁業分野における環境の改革を推進する生物多様性条約締約国会議の決定を歓迎します。しかし同時に各国政府のより大きな熱意とすぐさま実行することの必要性を強調しています。 「自然が…

スラウェシヤイロチョウ © feathercollector, Flickr

2016年版レッドリストで見落としたかもしれない6つのこと

先月2016年版レッドリストが公表された時には、危機的状況にあるオウムやキリンが新聞の見出しを独占しました。 世界的に有名な種が苦境にあるとそれは必然的にメディアの目に留まりますが、その他の多くの興味…

イラク南部で確認されたシロガシラクロサバクビタキの若鳥 © Laith Al-Obeidi

イラク初のスゲヨシキリとシロガシラクロサバクビタキの繁殖記録

近年、ネーチャー・イラク(イラクのバードライフ・パートナー)による同国での繁殖の初記録が2件ありました。2012年5月に私は鳥の調査のためにRichard Porterに同行して、イラク・クルディスタ…

巣穴に居るマゼランペンギン© Australis Photography

パタゴニアのペンギンを保護しよう

「海鳥生物学者が何年も訪れていなかったコロニーに戻るのは滅多にないことです。人間活動が世界中の多くのコロニーを縮小あるいは消滅させてきたのです。」幸いなことに種によっては少しの保護活動が大いに役立つこ…

新しい年、新しい鳥: 新たに認定された鳥10種

「Illustrated Checklist of the Birds of the World」の第2巻が12月30日に発売されました。HBWとバードライフの協力のもと、Lynx Edicions社…

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