本田技研工業株式会社に対し、IBATによる生物多様性評価を実施
IBAT(Integrated Biodiversity Assessment Tool)は、生物多様性リスクの測定ツールです。
IBATは、保全のために指定された地域やIUCNレッドリストの絶滅危惧種の分布を地図上に表示し、事業活動の地理情報と重ね合わせることができます。また、種に脅威をもたらす要因や保全活動が絶滅リスクの低減に貢献する可能性を定量化することができ、環境リスクスクリーニングや保全計画立案、アニュアルレポート用の生物多様性情報の取得などに活用されています。
本田技研工業株式会社(以下、ホンダ)は、自社の事業活動が生物多様性に影響を与える可能性について、IBATを用いて評価を行っており、バードライフ・インターナショナル東京は、本取り組みに協力しています。
本件は、ホンダが6月29日に公表した「ESG Data Book 2023」(P28)で紹介されています。
https://www.honda.co.jp/sustainability/report/pdf/2023/Honda-SR-2023-jp-all.pdf