パシフィック・センチュリー・プレミアム・ディベロップメンツ:北海道におけるフライウェイ・サイトの保護活動支援

バードライフでは、東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップのパートナー団体の一員として、渡り鳥とその生息地の保全活動を推進しています。日本では、「フライウェイ・サイト支援プログラム」を立ち上げ、渡り鳥の生息地を保全する活動を展開しています。

2017年から2018年にかけて、パシフィック・センチュリー・プレミアム・ディベロップメンツ(以下、PCPD)より支援を受け、北海道におけるフライウェイ・サイトの保護活動支援を実施しています。2017年には、北海道のフライウェイ・サイトの渡り鳥の生息状況、生息環境維持に関する課題、必要な調査研究についてヒアリングを行い、その中からサイトの維持管理や渡り鳥の保護のための調査研究の必要性が高い、5つの活動を選定し、支援を開始しました。

 

支援対象のサイトの位置図と活動内容

No 場所 活動内容
1 宮島沼(美唄市) 宮島沼の陸地化区域の試験掘削事業
2 厚岸湖・別寒辺牛湿原(厚岸町) 厚岸湖全域・別寒辺牛川河口部における水鳥モニタリング事業
3 霧多布湿原(浜中町) ハイド(野鳥観察小屋)の設置と湿原遊歩道の整備事業
4 野付湾・野付半島(別海町) 野付湾・野付半島におけるコクガン調査・研究及び普及啓発
5 クッチャロ湖(浜頓別町) クッチャロ湖における白鳥飛来数及び移動データ蓄積とジュニアリーダー育成事業