2014年度‘ユーロバードウォッチ’イベントで250万羽の渡り鳥を観察

10月4~5日の週末に23,000人を超える人たちが秋の最もエキサイティングな自然イベント‘ユーロバードウォッチ’に参加しました。ポルトガルからカザフスタン、マルタからノルウェーに至るバードライフ・パートナーは魅惑的な鳥の渡りを観察するためにあらゆる年代の人たちをこのイベントに招きました。楽しさ、情報交換、学びの2日間の結果は、250万羽の鳥が適切な越冬地を求めて南の国に渡る姿の観察でした。

秋になるとある種の鳥、いわゆる渡り鳥は、春から夏にかけて繁殖を行った北国を離れ、南の越冬地を目指します。異なる種の、数千羽の鳥が渡る姿は他にはないスペクタクルです。バードライフ・パートナーシップは誰にでもこれを目のあたりにする機会を提供することを意図しています。

‘ユーロバードウォッチ’は正にこのために作られたイベントです。毎年渡りがピークを迎える10月第1週の週末にバードライフ・パートナーは欧州から中央アジア全土で一連のバードウォッチング・イベントを開催し、子供たち、家族、愛鳥家および単に興味があって参加する人たちにこのショーを楽しむよう呼びかけます。

第21回‘ユーロバードウォッチ’を迎えた今年は40の国々のバードライフ・パートナーにより約900のイベントが企画されました。今回最も観察例が多かったのはホシムクドリ、オオバン、マガモの3種でした。

年を追うごとに‘ユーロバードウォッチ’は益々盛大になり、参加者も増加し、参加を希望するVIPを惹きつけています。今年はモンテネグロの外交の中枢人物、ウズベキスタンの駐英大使、米国大使、自然保護省副大臣、アルメニアのNGOの代表およびジブラルタルの保健・環境大臣などが参加されました。

(報告者:エロディー・カンタルーブ)

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