エジプトハゲワシの毒物による死骸をギリシャで発見

写真提供:HOS/ Lavrentis Sidiropoulos

ギリシャ鳥学会(HOS: ギリシャのパートナー)からの報告のように、先週の火曜日に2羽のエジプトハゲワシがギリシャで死体となって発見されました。ハゲワシの死因はキツネやオオカミなどを殺すために違法に置かれた毒入りの餌によるものです。死体はギリシャ北部のアムフィポリ付近で見つかりましたが、ハゲワシはアフリカの越冬地から戻ってここに到着しました。研究者は絶滅危惧種を守るためのLIFEプロジェクトのお蔭で衛星追跡調査を行っていたのです。

ギリシャの農村部ではここ数年の間に違法な毒物の餌の使用が急増しており、数種のワシ・タカ類を絶滅させています。環境保護団体が調査を行い、提案もしているのですが、地域の自治体はまだ実際的な解決策を見出していません。環境団体は自治体に対してより強力な保護策を求め、動物の死因を確かめるために毒物分析研究所の指定を要請していますが成功していません。

HOSの保護マネージャーThanos Kastritisによれば「わずか1羽の死でもギリシャではエジプトハゲワシの絶滅に近づきます。」また、社会や当局の示す無関心は「欧州連合(EU)や他の生物多様性保護団体が注ぎ込んだお金をすべて無駄にしてしまいます。」。これまでにギリシャではおよそ20ペアのハゲワシが毒入り餌の犠牲になっています。

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