ハヤブサがニュージーランドの今年の鳥に選ばれた

ニュージーランドハヤブサ(現地名: カレアレア)がフォレスト&バード(F&B: ニュージーランドのパートナー)が主催した第8回‘今年の鳥’投票で栄冠に輝きました。

この厳しい投票競争に今年は10,292票の投票があり、ニュージーランドハヤブサは1,261票を獲得し、それに続くのはハシブトオオダレムクドリの965票、ルルの663票でした。

「ニュージ-ランドハヤブサは‘今年の鳥’のタイトルに最もふさわしい種です。」とF&Bのアドボカシー部長のケビン・ハックウェルは言います。「トップ・スピードが時速230kmに達する最高の捕食者で、飛行中に獲物を捕らえると共に、大変ロマンティックでもあります。求愛行動では、カップルは空中でバレーを演じ、飛行中に食物を交換し、攻撃する真似をした急降下や地面に向かって優雅に旋回飛行をするのです。」

ニュージーランドハヤブサは空中での命知らずの冒険家であるにもかかわらず、地上に営巣するときには捕食の攻撃を受けやすく、絶滅危惧種にリストされています。

自然保護庁の最近の調査によれば、成鳥がこれまで考えれていたよりも巣を守る力が弱いことが示唆されています。「ニュージーランドハヤブサは岩棚や地上に営巣しますが、これがネコ、ハリネズミ、オコジョ、イタチ、フクロネズミなどの捕食動物に特に攻撃されやすいのです。

毎年F&Bのボランティアが本種のような絶滅危惧のある固有種の保護のために数千時間を害獣駆除に費やしています。

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