ガラ・ディナーによる主な支援活動 ブラジル

ブラジルの森林保全

ブラジル北西部・ペルナンブーコ州にあるシエラ・ド・ウルブの森林は、世界の生物多様性ホットスポットのトップ5の一つに数えられるほど、生物多様性の豊かな地域です。この地域のシンボル種であるナナイロフウキンチョウのほか、絶滅危惧種も数多く生息しています。しかし開発などによって本来の森の11%にまで減少してしまいました。ブラジルのパートナー団体であるSAVE Brasilはこの森の一部を買い上げ、保護地域としました。2014年のガラ・ディナーで集まった拠出金1,350万円は、今後5年間、この森の再生のため充てられます。具体的には、在来樹種の苗木育成や植樹、パトロール活動などのほか、地元住民の参加や環境教育も重視した活動を行っています。