岐路に立つ地球

IUCN(国際自然保護連合)の世界自然保護会議が9月1日からハワイで開催されました。世界の11の主導的環境団体が地球上の重要な自然を地図に示し、それらを守るために新しい‘共通言語’を使うことを誓約します。

O. Wilsonの影響力の大きな著書“The Diversity of Life”は、火山の噴火に続く様々な動植物が島に移入してくるプロセスに関する非常に詳しい解説から始まります。‘生物多様性の父’はハワイのような島に浮遊して辿り着く種子、パラシュートで降下するクモ、生命の形成などの記述で読者を釘付けにします。Wilsonの著書は多くの自然保護活動家に影響を与え、自然および自然が人々に与える恩恵の両方のために生物多様性を守る活動の後押しとなってきました。

同様に、ホノルルでは9月10日まで開催されるIUCNの世界自然保護会議を行い、数千人のこのような自然保護活動家の参加を歓迎しています。

テーマである‘岐路にある地球’と共に、同会議では、持続可能な解決策を見出すために強い意志をもって、全ての生命を支える地球のキャパシティに対する長期的な影響と、差し迫った人類のニーズの両方の課題について話し合われます。

会議では島嶼の脆弱性と気候変動への取り組みの緊急性を明確にして、政策決定者やメディアが島嶼に着目するよう働きかけます。

会議での重要なイベントの一つは、地球上の生命にとって重要な場所をマッピングし保全するための新しい‘究極の基準’をつくる‘生物多様性重要地域(KBA)パートナーシップ’の開始です。9月3日に世界11の主導的自然保護団体がこの野心的なパートナーシップを発表し、KBA(絶滅危惧種にとって不可欠な環境など)を特定、地図化しモニタリングと保全を推進するこのプロジェクトには、今後の5年間にわたり1,500万米ドルが投入されます。

過去40年にわたって特定したバードライフの13,000ヶ所のIBA(鳥を指標とする重要生息環境)がこの新しい「共通通貨」に組み込まれ、バードライフはこのパートナーシップの主役なります。

バードライフはこの機会に新しい報告書‘Making a Difference’の発表も行います。この報告書には、自然保護活動におけるバードライフ・パトナーシップの影響力を示す様々な統計情報や、図解、最近の成功例などが掲載されています。

私たちは苦境にあえぐアフリカのハゲワシ類に世界の注目を集めさせ、野生生物の毒殺を防止するための決議を追求します。また、ハワイを知る人にはなじみの深い問題である外来種問題への取り組みなど数多くのその他の課題も提議します。

今週から来週にかけては自然保護の爆発的進展のためにハワイに注目です。

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報告者: Shaun Hurrell

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