ヨルダンでフサオショウノガンの巣を発見

フサオショウノガン
写真提供: フサオショウノガン保護国際基金(IFHC)

2014年~2016年に行われたShaikh Khalifa Bin Zayedフサオショウノガン再導入プロジェクトによる放鳥以来、今回初めてRSCN(ヨルダン王立自然保護協会)の野外調査チームがこの種の巣を発見しました。このイニシアティブはフサオショウノガン保護国際基金(IFHC)により運営されています。

フサオショウノガンはIUCN(国際自然保護連合)により絶滅危惧Ⅱ類とされている種です。今回の放鳥は、アジア、北アフリカおよびアラビア半島に及ぶアジア・アフリカの分布域での繁殖と放鳥活動により持続可能な個体群の再建を目的としたIFHCの戦略の一環として行われました。巣は衛星追跡によって発見され、3個の卵も見つかりました。

フサオショウノガン 写真提供: フサオショウノガン保護国際基金(IFHC)

フサオショウノガン
写真提供: フサオショウノガン保護国際基金(IFHC)

IFHCの事務局長Mohammad Saleh Al Baidaniは「今回巣が見つかったことは、我々の調査の有効性を示すもので、ヨルダンにおけるフサオショウノガンの存続可能な個体群復活への第一歩となるでしょう。衛星追跡のデータによって、我々はフサオショウノガンの渡りのルートや、飼育下で生まれ育って放鳥された個体が野生に適応しているかどうかを慎重にモニターすることが出来ます。そこからこの脆弱な種に関する知見を増やし、プログラムの成功につなげることが出来ると考えています。」と言いました。

IFHCは、存続可能な個体群を再建するための協力についてアブダビとヨルダンとの間で合意が交わされてから、2014年に500羽、2016年に300羽のフサオショウノガンをヨルダンで放鳥してきました。この合意には国内での啓蒙活動プログラム、プログラムの成果の評価、放鳥のための保護地域設立のための法制度の策定、放鳥サイト周辺の地元コミュニティの開発プログラムなどの実施が含まれています。

 

報告者: Gulf News紙

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