27,000ヶ所の保護区の日を祝う

カタロニア地方(スペイン)のエブロ・デルタ

欧州の27,000ヶ所のサイトには共通の目的があります。最も絶滅が危惧される種とその生息地を確実に存続させることです。5月21日、‘私たちは欧州ナチュラ2000の日’を祝いました。80以上のイベントとインターネットによる活動がこの保護区のネットワークを人々により身近なものにするために計画されました。

数百万人の人々がナチュラ2000サイトの近くで生活していますが、彼らはそのことさえ知りません。実際にヨーロッパの80%もの人々がサイトの近隣で暮らしています。それは休暇で訪れた国立公園、先週末にピクニックを楽しんだ自然公園、あるいは、夕暮れにバードウォッチングに出掛けた秘密の湿地かも知れません。全てのナチュラ2000サイトには共通の目的があります。野生生物と自然のためのIBA(鳥を指標とする重自然環境)なのです。あなたがナチュラ2000サイトの近くに住んでいるかどうか確かめてみましょう!

欧州委員会によれば、ナチュラ2000は一年間で2,000~3,000億ユーロの価値を人々にもたらします。樹木の炭素貯蔵による気候変動の影響緩和の役割は特に重要で、毎年推定607~1,130億ユーロの価値があります。

SEO/BirdLife(スペインのパートナー)とEFEニュース通信社は、驚くような光景、素晴らしい鳥類、独特の植物を有するこの世界最大の保護区のネットワークが人々に知られないままにしておく訳にはいかないと思い立ちました。これがまずはスペインで‘欧州ナチュラ2000の日’が創設された理由で、今ではほとんどの欧州の国々に広まっています。

何故521日か?

1992年5月21日にEU生息地指令が採択されました。野鳥指令と共に、この重要な法律によって、最大の保護区ネットワーク創設の動きが始まりました。そうして出来たのがナチュラ2000なのです。

これらの保護区を確実に守るために何が出来るでしょうか?

‘欧州ナチュラ2000の日’には、参加者に蝶のモノマネをしてもらいます。あなたの蝶の恰好をした写真を撮り、プロジェクトのウェブサイトNatura2000day.euにアップロードしたり、あるいはハッシュタグ#Natura2000dayを使ってソーシャル・ネットワークで共有したり、自由にこの活動を支援してください。

今年は皆様からのモノマネは全て、ナチュラ2000ネットワークの様々な地域の森林再生に貢献します。目標は写真5,000枚以上ですが、たとえ目標に達成しなくても最低3千本の木が植えられます。これらの樹木は初年度になんと92トンのCO2を吸収します。今回はスペインの次のサイトが森林再生の対象に選ばれました: マドリッドのCortados y Cantiles del Jarama、バルセロナのLa Albufera、アラゴンのCinca y Alcanadre、アンダルシアのDoñana国立公園、およびカタロニアのEbro Deltaです。

ナチュラ2000ネットワークは自然保護が人々と経済の両方に利益をもたらすことを伝える良い見本です。このネットワークは、社会経済開発の障害からはかけ離れた存在であり、伝統的な活動や、レクリエーション、エコツーリズムにとって新しいチャンスとなります。あなたも#Natura2000Dayの祝いにご参加ください。

 

報告者: Irene Lorenzo

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