10億人の人々が湿地で生計を立てている

湿地資源の持続可能な利用は野生生物と地元コミュニティの双方の利益になります。
写真提供: (Image: J Barnard)

今日2月2日は湿地を祝う‘世界湿地の日’で、1971年のこの日に‘ラムサール条約’が採択されたのです。今年は‘私たちの未来のための湿地: 持続可能な生計手段’がテーマです。

10億人以上の人々が湿地により生計を立てており、湿地は食糧、繊維、洪水からの防護、水の供給と浄化など、欠かすことのできない利益を提供してくれます。

持続可能性は生物多様性と人の満足できる生活の将来にとって要となる大きな課題です。私たちは生物多様性の喪失を社会の主要な問題から切り離して取り組むことは不可能です。生物多様性と生態系サービスに対してそれ相応の優先度をもって取り組むことで、貧困削減や、健康改善、現在および将来の世代の安全と繁栄が実現する可能性が高くなるのです。

これらは大きな課題であり、単純な解決策はありません。

バードライフ・パートナーシップには多くの湿地を含め持続可能な開発のための環境条件を作るために地方、国そして世界で行った素晴らしい活動の実績があります。世界の生物学上最も重要な湿地を持つ地域コミュニティ、政府、その他のさまざまな部門と共同で取り組むことで、バードライフ・パートナーは、私たちの惑星、地球で持続可能に生きるために必要な変化をもたらすことが可能であることを示してきました。

湿地は生物多様性にとって極めて大切な多様な環境です。世界的に絶滅が危惧される鳥類のうちの少なくとも12%が湿地に依存しています。水鳥が大群で集まる場所であることから、湿地はIBA(鳥を指標とする重要自然環境)の大きな割合を占めています。

バードライフ・パートナーが特定した、422ヶ所の‘危機にあるIBA’のうちのおよそ半分が内陸および沿岸の湿地で、その喪失や劣化を止める緊急の活動が必要です。

ラムサール条約は、バードライフ・パートナーにとって最も重要な世界的なメカニズムの一つとなり、それぞれの国のIBAを‘国際的に重要な湿地’に指定する取り組みに貢献してきました。

バードライフのDatazoneにアクセスすれば、下記の挙げたような生物多様性と持続可能性に関するケース・スタディを閲覧することが出来ます。

湿地の生態系サービス、生計、福祉

 

報告者: エイドリアン・ロング

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