バードライフ・アフリカ・パートナーシップ内での海洋保全の大前進: その第1歩

セネガル沖で摂餌するミズナギドリ
写真提供: ©Sylla

バードライフの海洋プログラム(BIMP)とアフリカ・パートナーシップ事務局が海鳥と海洋資源の保全目標を達成するためのゴールを共有しています。この目標を達成するために彼らは西および北アフリカ地方に的を絞った戦略的計画を策定しました。BIMPはMAVA基金の資金支援によるAlcyonプロジェクトを通して西アフリカ海岸沖のマリーンIBA(鳥を指標とする重要生息環境)の特定作業を行っています。これは2017年に始まるAlcyonプロジェクトの第二段階の策定を満たす戦略的行動計画とつながっています。

とり2

この地域における海鳥に起こりうる脅威に関する私たちの理解には大きなギャップがあることが既に明らかになっています。漁業データ、海鳥の混獲リスク、石油や天然ガス抽出という新しい脅威、海洋採鉱、無力で一貫していない海洋管理などです。この戦略は海鳥と海洋生物多様性を守ることを求め、国別、地域別および国際レベルでのこれらの脅威の根本原因に取り組むものです。

その第一歩は北東大西洋と地中海のマリーンIBAと海鳥への脅威を明らかにすることです。次にこれらの課題のために解決策を見つけ、資金を調達し、実施することです。2015年のバードライフ・アフリカ・パートナーシップ(CAP)評議会はアフリカ・パートナーシップを知らせる絶好の機会でした。

2015年のCAP会議は10月9日~14日にガーナのAkosomboのRoyal Senchiホテルで開催されました。この会議にはアフリカのバードライフ・パートナー24のうちの23の代表および域外の5カ国と4つの支援パートナーの代表が参加しました。

 ‘アフリカの大西洋と地中海の沿岸の海洋保全に翼を与える’海洋セッションは、西アフリカでの海洋問題に取り組み、アフリカ・パートナーシップにおいてマリーン・プログラムへの注目を高め、同地域の海洋部門の認知度を高めるためのケース・スタディとしてバードライフがどのようにAlcyonプロジェクト(海鳥およびマリーンIBAプロジェクト)を利用することにより情報を共有するために、個別の地域海洋戦略がなぜ必要かを説明する目的で行われたものです。将来の海洋保全活動には大きな能力構築の機会があります。戦略の幅広い概要を示す当初の草稿が会議の前に全パートナーの間で共有されました。この草稿はCAPの海洋セッションが行われている間に討議され、海洋保全における能力構築の必要性と機会がアフリカ・パートナーシップに示されました。

海岸線のある全てのバードライフ・アフリカ・パートナー、4つの支援パートナー(RSPB, VBN, NABU, SEO)およびPRCM(西アフリカでの海鳥及び海洋問題で協力しているパートナー)は海鳥に対する脅威と課題および彼らの地域内での海洋活動を特定し、優先順位を決めました。セッションの間に行われたブレーンストーミングでパートナーは世界的な優先事項を知ることが出来、セッション中にパートナーが行った力と機会の査定は国ごと、サイトごとの優先事項を示しました。

会議で合意された次のステップは共同作業の可能性を探るために彼らの国における海鳥と海洋問題について活動する研究機関や他の団体を特定し働きかけることでした。全てのパートナーがAlyconプロジェクトのマネージャーとBIMPアフリカ・コーディネーターを通じて、戦略的ガイダンスを提供し、支援を行い、他の機会、活動プログラム、プロジェクトとの相乗効果を見出すためにどのような機会についてもバードライフ・アフリカ事務局とやり取りをすることが推奨されました。

 

報告者: Justine Dossa & Ross Wanless

本文はこちら

  1. TOP
  2. お知らせ&世界ニュース
  3. 世界のニュース
  4. バードライフ・アフリカ・パートナーシップ内での海洋保全の大前進: その第1歩