今年は庭やバルコニーを‘春が生き生きとやって来た’にしよう!

イメージ: ‘春は生きている’
オリジナル写真提供: Cezary Korkosz

渡り鳥の到来は生命がたけなわを迎えるシーズンの変化を知らせるものです。この合図に従い野外に出て自然を楽しみ、同時に何かを返してください。私たちのアドバイスにより今年の‘スプリング・アライブ(春は生きている)’キャンペーンと一緒に皆様の庭やバルコニーや学校を鳥に優しいものにする簡単な変化を作ってください。

‘スプリング・アライブ’キャンペーンは、渡り鳥のために子供も大人も行動を起こすことを促すために、バードライフが始め、OTOP(ポーランドのパートナー)が企画するキャンペーンです。今年のキャンペーンでは鳥を助ける皆様の手伝いをするための簡単に利用できる情報や案内を提供しています。時間やスペースの大きさがどのようでも、皆様の庭で鳥のための行動が取れるのです。どこの国にお住まいでも、その国のバードライフ・パートナーにコンタクトを取れば庭に来る鳥のためになるようなアドバイスをもらい、その国での‘スプリング・アライブ’キャンペーンにご参加いただけます。

皆様の庭やバルコニーをご自分の自然保護区にしましょう。皆様はそこの番人です。もしアフリカやヨーロッパの人たち誰もが庭を鳥に優しいものにしたら、鳥や生物多様性にとってどれほど素晴らしいことか想像してください。渡り鳥が庭を訪れ、休息し栄養補給をするのを助けることが出来るのは嬉しいでしょうが、それだけでなく庭でその他の地元の野生生物が栄えることでも報われるのです。

カッコウは庭の鳥ではありませんが、どうすれば彼らを助けることが出来るのでしょうか?

最近CZIP(モンテネグロのパートナー)は巣箱と鳥のブリーダーについてのワークショップを行い、先生と生徒に自分たちのエリアをどうすれば鳥が集まるようになるかを教えました。 写真提供: CZIP

最近CZIP(モンテネグロのパートナー)は巣箱と鳥のブリーダーについてのワークショップを行い、先生と生徒に自分たちのエリアをどうすれば鳥が集まるようになるかを教えました。
写真提供: CZIP

庭をカッコウの被托卵種であるヨーロッパカヤクグリやヨーロッパコマドリに優しいものにするのです。またカッコウが大好きな毛虫が好むハニーサックルやイラクサやサルヤナギを庭に植えてください。カッコウは庭が広義の生態系の一部であることを示す格好の例なのです。柵で囲まれた場所でもその空間を利用しない種に影響を与えるかも知れません。

注: ‘スプリング・アライブ’キャンペーンは今のところ日本では行われていません。

SpringAlive3

 

報告者: ショーン・ハレル

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