自然に優しい農業を求めて数万人がベルリンでデモ行進

写真提供:(c) NABU/E. Neuling

「もううんざりだ!」という声が1月17日(日)にベルリンの通りに響き渡りました。このスローガンは5年連続で現代の農業は環境への配慮に失敗していることを表明するために町を行進した数万人の人たちが唱えたものです。これまでの年と同様NABU(ドイツのパートナー)のメンバーがデモ行進を象徴しました。

NABUの代表Olaf Tschimpke氏が参加者にスピーチで説明したように農業政策と農業による生物多様性の喪失がこのデモの主要テーマでした。

彼は、「これからの農業政策はもはや農家のための政策であるべきではありません。農業政策は自然や消費者の保護を尊重するなどの社会的ニーズをまず満たすべきなのです。」と断言しました。

「EU本部のあるブリュッセルから数十億ユーロが単に旧態依然とした農業に還流されることにますます多くの人たちがうんざりしています。これは私たちの環境を害する巨大なトウモロコシ畑の単作農業、農薬の使用、集約的な家畜の生産の現状を守るだけです。」と彼は断じました。

デモ行進は多くの人が環境について心配し、農業が自然を守る上での重要な役割を持っていると信じていることを示しました。

共通農業政策(CAP)の改革は決まりましたが、環境NGOやEU市民はすでに農業の拡大と農地で引き続く多様性の喪失、および生物多様性の高い草原の喪失に真剣に取り組む今後の政策を考えているのです。

バードライフ・ヨーロッパはNABUや他のすべてのパートナーと共に今後の議論に積極的に参加して行きます。

(報告者:バードライフ・ヨーロッパ)

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