セルビアの野鳥犯罪タスクフォースが違法な野鳥売買に終止符を打つために活動中

モリヒバリ
写真提供:Vladimir Dobretic

多くのセルビアの鳥が売買のために密猟と捕獲の対象になっています。

秋と特に冬は多くの鳥にとって歓迎すべき季節ではありませんが、その理由は厳しい気候を避けて飛ぶためです。悲しいことに、セルビアではスズメ目の鳥や類似の種はその多くが売買のために密猟や捕獲の対象になるために幸運ではありません。

セルビア鳥類保護・研究協会(BPSSS: セルビアのパートナー)がこの憂慮すべき問題との取り組みを助ける‘野鳥犯罪タスクフォース’の支援に期待しています。2014年、同タスクフォースはドナウ川とタミシュ川の岸辺の都市パンチェヴォで行われた二つのフェアで環境監視員とセルビア警察に力を貸しました。

これらのイベントは多くの渡り鳥を含む秘密の野鳥取引の場になっており、このような取引はセルビア全土で行われています。業者はこれらのフェアに野鳥愛好者の名目で参加します。しかしBPSSSの副代表Milan Ružić によれば2014年には111羽の野鳥を所持して居たとして3人が拘留されました。

これら3人の犯罪者逮捕に続く次のステップはこれらの活動の深刻さを強調するための一般の関心の喚起です。現在セルビアでは野生の保護種の販売を謳う広告が稀ではありません。また、密猟者の一部は雌の鳥は‘囀らない’という理由で殺しているという証拠もあります。

違法な活動が行われているこのような形態の公共イベントにはより洗練された継続的な監視が早急に求められています。BPSSSはその野鳥犯罪タスクフォースと共にセルビアでの野鳥犯罪を防ぐために今後も警察や環境監視員と共同で活動して行きます。

(報告者:Alessia Calderalo)

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