スウェーデンのアート・フェアで鳥がセンター・ステージに

Robert Huber Petersson  

今週末にバードライフ・スウェーデンは南西スウェーデンに位置する13世紀に遡る小さな漁村ファルスターボで年次バード・ショーを行います。この村がある半島は鳥の渡りを見る特別な場所として知られているので、ショーの会場としては上手く選ばれています。ここは渡り鳥がバルチック海を渡るまえの最後の中継地ですので、多くの渡り鳥がここに上陸し、それによりこの素晴らしい光景を見るために各地からのバーダーを引き付けます。

バード・ショーの目的はまず自然および特に鳥に対する一般の関心を高め、野鳥保護のための資金を集めることです。今年は参加者全員への様々な野外経験と並んで子供と家族のための活動が中心的な位置を占めています。

バード・ショーに先立つ一週間、地元の美術館はプロ・アマチュアを問わず鳥の種を説明し自然への関心を高めるために集まってくれることを期待して鳥をテーマにした展覧会を開催します。今年で20年を祝うこのプロジェクトには地元の図書館で芸術と鳥についてのセミナーも含まれています。地元の村では15X15cmのキャンバスを含む絵描きパッケージを無料で配ります。

今年は数百人ものハッピーな絵描きが鳥の絵を提供しました。幾つかは特定の種、他は抽象的な絵あるいは完全にイマジネーションによるものでした。

今年は数百人ものハッピーな絵描きが鳥の絵を提供しました。幾つかは特定の種、他は抽象的な絵あるいは完全にイマジネーションによるものでした。

プロのアーティストからの寄付による展示品の一部には写真からキャンバスの上の油絵や支柱なしで立っている彫刻も含まれていました。特別な寄贈品の一つは有名なスウェーデンのガラス・アーティストのRobert Huber Peterson の作品でした。彼のガラス彫刻は1916年にOrreforsで発明されたスウェーデンのガアル技術という手法の助けを借りたもので、摂氏1,000度にも耐える特別な紙の上に絵を描いたもので、これによりガラスの上に絵が直接移るのです。「これは簡単ではありません。ガラスは割れやすく、そうなるとまた初めからやり直しです。でも結果は素晴らしいのです。」とRobertは笑いながら言いました。

 

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