成功のための漁業: 法整備と漁具のタイプにわたる漁業による海鳥混獲の減少

写真提供:Cécile Levie

大陸別、地域別、国別に私たちは海鳥の混獲について何を知っているのでしょうか?どのようにすれば混獲による海鳥の不必要な死を止められるでしょうか?この二つはカナダで行われているバードライフ世界大会で、今後の数年におけるバードライフの優先事項と目標をリストアップする専門のワークショップで討議された主要な議題でした。

これまでバードライフの‘世界海鳥プログラム’は幾つかの国際海域で海鳥の混獲を実際に減少させることに成功してきました。この成功は南アメリカと南アフリカの漁業者との活動による‘アホウドリ・タスクフォース(ATF)’と世界の5つの‘公海’でのマグロ管理組織あるいは地域漁業管理団体(RFMO)での私たちの積極的なアドボカシー活動による‘草の根’運動により可能となったものです。このワークショップにおいて,‘世界海鳥プログラム’の成功が紹介され、今後の課題が強調され、また二つの新しい活動分野、ATFを小規模な職人技による漁と刺し網漁にも拡大すること、が取り組まれました。

「‘アホウドリ・タスクフォース’はパートナーシップの共同作業の偉大な一例です。」とバードライフの世界水鳥プログラムのコーディネーターのベン・サリバンは言いました。「データ収集と純粋な科学的調査から漁師や政治家との毎日の海での作業により、私たちは多くの地域で海鳥の混獲を効率的に減らせることを証明するコストの掛からない方法を明らかにすることが出来ました。」

ATFの成功と課題のプレゼンテーションは、世界中で海鳥の混獲を減らす活動に従事することが出来る新しいバードライフ・パートナーを確認するための場となりました。これはバードライフの新しい世界戦略とも関連して、それぞれの地域が明確な目標と活動を決めることが出来ます。さらに詳細を求めるために、それぞれの国に対して、その最優先事項、バードライフ・パートナーシップの関心事の地図化、およびATFに関与できるキャパシティーをリストアップすることを求めることが合意されました。

「残念なことに、例えば欧州のような依然として緊急な活動が必要な地域が多数あります。」とバードライフの欧州海洋コーディネーターのIván Ramírezは言いました。「私たちには毎年何千羽もの海鳥が殺されていることを確認するデータがありますが、漁業の現場での海鳥の混獲を減らすための真の活動に対してEUやその加盟国から明確な支援を得るのは著しく困難なことであるのが証明されています。私たちはこれ以上待つことは出来ません。このワークショップによりバードライフ・パートナーシップがATFを速やかに欧州に持ち込むことを願っています。」

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