ケニアのダカッチャ森林での貧困削減活動と生物多様性政策のスケールアップが効果を生んだ

ダカッチャ森林地帯の景観
写真提供:Nature Kenya

バードライフ・アフリカ・パートナーシップは、スペインの国際協力開発局(AECID)が2010年10月に提供した50万ユーロ(約5千万円)に追加資金を出したことから、貧困縮小と政策策定活動に再び勢いが付きました。

このプロジェクトの恩恵を受けているサイトの一つはダカッチャ森林で、ケニアの海岸沿いの町マリンディの北西に位置しています。この森林はハイイロコノハズク、ウロコタヒバリおよび、世界中でダカッチャ森林とアラブコ・ソコケ森林の2ヶ所にのみ生息しているキバラクロハタオリドリなど多くの世界的絶滅危惧種の生息地であることからIBA(鳥を指標とする重要自然環境)に指定されています。

ネーチャー・ケニア(ケニアのパートナー)はダカッチャでこのプロジェクトを実施してきており、最近西側の投資家が提案したナンヨウアブラギリのプロジェクトに対して勝利を収めました。ダカッチャ森林IBAの中の1万ヘクタールをバイオ燃料となるナンヨウオアブラギリを栽培するように転換するという提案をケニアの国家環境管理局が正式に却下したのです。

ダカッチャ森林のコミュニティは、このプロジェクトが支援する生計イニシアティブからの利益をサイト支援グループ(SSG)を通して今後も続けて受けることが出来ます。このSSGは7つのグループを統括する2つの上部組織で構成されています。このイニシアティブには300の養蜂箱が分配された養蜂活動、蜂蜜生成のユニットが設置され、メンバーは養蜂と養蜂ビジネスに関するスキルのトレーニングなどが含まれています。また、コミュニティの木材使用の需要を満たすためにモクマオウの木を植える植林計画も実施され、これにより周辺の森林への影響を緩和することが出来ます。

干上がったダカッチャのナンヨウアブラギリ農園
写真提供:Venancia Wambua

またメカティリリには観光客用のビジター・サイトが建設され、ビジターの来訪を待っており、同時にダカッチャ森林の一部であるカヤ・メカティリリ森林の保全を助けます。

バードライフとそのアフリカ地域のパートナーはAECIDの支援に感謝し、このプロジェクトの目的達成のために粘り強く活動を行っています。

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