オオハクチョウがハイデルベルグ・セメント社の採石場を越冬地に選んだ

Dixförda採石場で越冬するオオハクチョウ
写真提供:Nico Stenschke

ドイツ・ポツダム南部のDixförda採石場はオオハクチョウの非常に大切な塒となる場所です。1,120羽が記録されており、これは欧州の内陸部に集まる数としては最大級です。

しかし何故この場所に集まったのでしょうか。多分、農地に囲まれ、あまり攪乱されることのない湿地というコンビネーションが良いのでしょう。ではハクチョウはどのように湖と周囲のエリアを利用しているのでしょうか。何が彼らをこの場所に引き寄せる条件なのでしょうか、また、どのようにすればこれらの条件を採石場の管理により将来にわたっても維持できるのでしょうか?

これらの疑問に対する答を得るためにNABU(ドイツのパートナー)とHeidelberger Sand und Kies社は以下のようなプロジェクトを始めています。

ー ハクチョウの行動を調べるために人工衛星追跡装置を使い、彼らの利用するエリアに関する特定の疑問への答えを見つける助けとする

ー 越冬しているハクチョウを捕獲するために、採石場周辺の餌場でキャノン網を使う

ー その結果得られた知識は自然保護区の保全を改善するために利用でき、それはオオハクチョウや他の種にも益する

ー 採石場と工場の管理方法と管理計画の開発。長期的に鳥のための好条件を確保する保護と環境維持の方法を開発する。

ー 環境教育の実施(学生、地元コミュニティ、HC,NABUの職員や鳥類学者との遠足、パンフレット類の作成、資料類の作成、プレゼンテーション、出版など)

ー 採石場とその周辺地域の野外調査(例: 地図の作成、カウント、周囲の状況など)

このプロジェクトはバードライフとハイデルベルグ・セメント社の生物多様性保全プログラムの一環です。

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