太平洋地域の未来のリーダーたち

2月の初め、TIS(クック諸島のパートナー)のコミュニケーション/メンバーシップ・コーディネーターのLuana Bosanquet-Heaysは‘太平洋諸国の未来のリーダー会議(副題: 地域集団行動のための傾向、問題点、機会)’に参加しました。この会議は東西センター(ハワイ)とウェリントン(ニュージーランド)の米国大使館の協力により、2月4日~7日に米国領サモアのパゴパゴで開催され、太平洋周辺16カ国からの若者で構成されたものです。

会議には若者たちに加えて、サモア国家元首のTui Atua Tupua Tamasese Efi閣下、駐ニュージーランドおよびサモアの米国大使デービッド・ヒューブナーほか多数の講演者や支援者が参加しました。

この会議の目的は自国や地域全体に影響を与える気候変動、女性の地位向上、海底採掘、非伝染性疾病などの諸問題を討議し、民主的手段を拡大し、解決策をブレーンストーミングするなど、若者のための基盤を作ることでした。

「ホットなトピックになったのは漁業に関してで、多くの若者が、透明性を欠き、減少する魚資源の中での‘手っ取り早く稼ぐやり方’に対して懸念を表明しました。渡り性魚類のストックのような共有資源を利用することに関しては、より協力的で地域全体に亘るアプローチを採用する必要があることが合意されました。私たちが現在クック諸島で行っていることは友邦トンガの漁業の経済的継続性にも影響を与えることが出来るのです。」とLuanaは言いました。

ニュージーランド・サモアの米国大使館はこの会議に出席した若者のうち2人に9月にマーシャル諸島共和国で開催される太平洋島嶼リーダー・フォーラムへの資金を提供します。

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